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2026.01.09
バナー
メルマガを運用していると
「本文は読まれているのにクリックされない」
「キャンペーンの反応が伸びない」
「バナーのデザインに正解が分からない」といった悩みが出てきます。
同じコンテンツでも、バナーのサイズやレイアウト、配色、テキストの置き方を調整するだけで成果が大きく変わることは珍しくありません。
本記事では成果が出るメルマガ用バナーデザインの考え方、サイズ、改善手法、トレンド、事例まで体系的に解説します。

メルマガは読んでもらうだけでは成果になりません。クリックしてもらい、遷移先でアクションを取ってもらうことで初めて効果が生まれます。
バナーはその“行動の前段階”を補強するためのパーツで、本文だけでは伝わりにくい内容を視覚的に要約し、意思決定を助ける役割を持ちます。
多くのメルマガでは「本文+テキストリンク」だけで配信されます。しかしこの構成では、読者にとって必要な情報が不足しがちです。
読者はメール内で次の3つを知りたい:
テキストリンクだけではこれらを伝えづらく、押すための“理由”を作りにくい媒体特性があります。
バナーはそれを視覚で補います:
そのため、バナーの有無でクリック率が変わることは珍しくありません。
バナーが果たす役割を整理すると、以下の5つにまとめられます:
| 役割 | 説明 |
|---|---|
| 情報圧縮 | 長文や複雑な内容を数秒で理解できる形に変換 |
| 視線誘導 | メール内で伝えたい箇所の優先順位を作る |
| 説得補強 | 読者が押す理由や期待値を提示 |
| 行動導線 | CTA(行動)への“前段階”を補強 |
| ブランド統一 | 色・画像・世界観で整合性を作る |
特にEC・SaaS・サービス案内型のメルマガでは、上記5点がCTR(クリック率)に直結します。
テキストリンクのみの構成と比較すると、違いは特に“説得”の部分に出ます。
| 項目 | テキストリンク | バナー |
|---|---|---|
| 押す理由 | 読者が自分で推察 | バナー側で提示できる |
| 結果の想像 | しにくい | 視覚情報で補える |
| 必要時間 | 数十秒 | 数秒 |
| 誘導力 | 弱い | 強い |
| CTR傾向 | 低め | 高め |
つまり差が出る本質は
バナーは行動の理由を作れる
という点にあります。
メルマガの媒体特性との相性
メルマガは次の条件を持つ媒体です:
こうした環境では、情報を視覚的に整理できるパーツがほぼ必須になります。
そのため:
EC・SaaS・サービス案内型メルマガでは特にバナーの効果が出やすい
という特徴があります。

バナーはあるだけで成果が出るわけではありません。成果が出るバナーには共通して「押す理由」「理解しやすさ」「視線の流れ」「期待値の提示」が成立しています。
この章ではメルマガ特有の文脈においてバナーが機能する条件を整理し、メール バナー 作り方を考える際のベースとなる思考フレームをまとめます。
メルマガは開封後の閲覧時間が短いため、読者はすべての情報を読んでくれません。
そのためバナーでは
ことが成果に直結します。
よくある失敗は情報を盛ることですが、成果が出るバナーほど削られています。
具体的には次の3点だけで成立します:
✔ 何の話なのか(What)
✔ 押すとどうなるのか(Outcome)
✔ 押す理由はあるのか(Reason)
この3つが揃うだけで説得力が大きく変わります。
人は理由がないと行動しません。
押す理由は以下のような形で提示できます:
| 種類 | 表現方法の例 |
|---|---|
| ベネフィット | 効果・メリット・成果 |
| オファー | キャンペーン・割引・特典 |
| スピード | 今すぐ・短時間で・簡単 |
| 期待値 | どんな結果になるか |
| リスク減 | 無料・相談・返品保証など |
| 希少性 | 期間限定・数量限定 |
| 具体性 | 数字・実績・比較 |
メルマガではとくに
ベネフィット+オファー
の組み合わせが強く効きます。
視線の流れを作る
バナーは「読み順」で成果が変わります。
視線の流れはおおよそ以下の順番です:キャッチ → 画像 → 理由 → CTA
この順番に沿って情報を配置すると、読者は迷わず理解できます。
逆にこの流れを無視すると:
という状態になり、成果が落ちます。
メルマガでクリックを迷う理由は
「押した先のイメージが掴めない」
ことが多いです。
そのためコピーは
のが正解です。
例:
❌ 説明コピー
オンライン学習サービスのご紹介
⭕ 結果コピー
未経験から3ヶ月でWebデザイナーに
メルマガでは後者のほうが反応が出やすいです。
画像は飾りではなく理解を早くするパーツです。
適切な画像例:
✔ 商品やサービス
✔ UIや画面
✔ 実績
✔ Before / After
✔ グラフ
✔ 比較
✔ 使用シーン
逆に抽象的な画像(意味のない写真)は
理解の補助にならないことが多いです。
色には役割があります。
| 役割 | 色の使い方 |
|---|---|
| 注意 | 明度対比で目立たせる |
| 行動 | CTAに使用する |
| 世界観 | ブランドカラーで統一 |
| 情報整理 | グレーで分離 |
特に重要なのは
行動色(CTA)と注意色は混同しないこと
混同すると読者は迷います。
成果が出るバナーほど文字数が少なくなります。
例:
| バナーの種類 | 文字数 |
|---|---|
| 高反応 | 20〜50文字 |
| 平均 | 60〜90文字 |
| 低反応 | 100文字以上 |
とくにメルマガはスマホ閲覧が多く
文字が小さくなりやすいため
削るほど成果が出やすい特性があります。
反応が出るパターンには型があります。
代表的なのはこの3つ:
結果 → 理由 → CTA
例:無料で診断 → 3分 → 今すぐ登録
特典 → 条件 → CTA
例:初月75%OFF → 今だけ → 申し込み
Aより〜 → 根拠 → CTA
例:広告費を1/3に → 自動化で → 詳細を見るECは「オファー型」が強く
SaaSは「ベネフィット型」が強い傾向があります。

メルマガのバナーはサイズを適当に決めてよいものではなく、メールクライアント(Gmail / Outlookなど)の表示幅やスマホ比率、画像の読み込み速度など複数の条件で制限されます。
この章ではよく使われるサイズだけでなく、なぜそのサイズが選ばれるのか、用途ごとの使い分け、画像仕様の注意点まで含めてまとめます。
メルマガは横幅に制限があります。
特にPC表示は 600px±20px に収まることが多く、これはほぼ業界標準になっています。
理由は:
よく使われるサイズは以下
| 用途 | サイズ例 | 備考 |
|---|---|---|
| メインバナー | 600×250〜600×400 | 開封直後に表示 |
| セクション区切り | 600×150〜600×250 | 内容の切り替えに使う |
| キャンペーン告知 | 600×200〜600×300 | CTAとセットで使う |
| サービス紹介 | 600×250〜600×350 | ベネフィット提示向き |
| サムネ系 | 300×300前後 | 製品紹介や比較向き |
メルマガはスマホ閲覧比率が高く、ECでは 60〜80%、SaaSでも 40〜60% がモバイルです。
スマホでは
という特性があるため、高さを抑える方が読みやすくなります。
成果が出るバナーは用途によって高さが変わります。
代表的な用途別の比率
| 用途 | 比率 | 高さの意味 |
|---|---|---|
| ベネフィット訴求 | 横長(薄め) | 結果だけ伝える |
| 比較・特徴・UI紹介 | 中間 | 理解の補助 |
| サービス概要 | やや縦長 | 情報整理向き |
| キャンペーン | 薄い or 太い | CTAとの組み合わせ |
例:結果だけ → 薄く 理解補助 → 中間 説明必要 → 縦を追加
バナーサイズはツールによる制限にも依存します。
よく使われる配信ツール:
これらはほぼ全てが600px基準でテンプレートを提供しています。
つまり:
600pxは“理由のある標準”
サイズ以外に画像仕様も成果に影響します。
仕様まとめ
| 項目 | 推奨値 / 傾向 |
|---|---|
| 解像度 | 72dpi |
| 形式 | PNG(文字/ロゴ向き) / JPEG(写真向き) |
| 容量 | 〜150KB(推奨) |
| 色空間 | sRGB |
| フォーマット | 横長 |
| リサイズ | CSSで100%縮小対応 |
| alt属性 | 必須(画像ブロック対策) |
なぜ容量を抑える必要があるのか
理由はシンプル:
特に容量は
軽いほど開封直後に表示され、成果に影響
します。
以下は逆に成果を落としやすい例
❌ 画像内の文字量が多い
❌ 説明を詰め込む
❌ 写真だけで終わる
❌ 背景と文字色のコントラスト不足
❌ イメージ画像が抽象的
❌ CTAカラーが目立たない
メルマガは滞在が短いので
複雑な構成は適しません。
サイズ選びは以下の条件で変動します:
特にECは 薄い+強い訴求 が効き
SaaSは 理解補助 が効きます。

成果が出るバナーには共通する“型”があります。個別の事例を追いかけるよりも、まず型を理解する方が応用範囲が広く、制作の再現性も高くなります。この章ではメルマガで使われやすいデザインを用途別に分類し、同時にどの業種で効きやすいかも整理します。
※この章の目的は「真似する対象を増やすこと」ではなく、「引き出しを増やすこと」です。
メルマガのバナーは主に以下の用途で使われます:
| 用途 | 目的 | 代表的業種 |
|---|---|---|
| 告知 | 新情報を知らせる | SaaS / BtoB / メディア |
| オファー | 行動を促す | EC / サービス / BtoC |
| 認知 | 内容を理解させる | SaaS / アプリ / 教育 |
| 比較 | 選択を支援する | SaaS / 通信 / D2C |
| 教育 | 内容を噛み砕く | BtoB / SaaS / 教育 |
| サービス紹介 | 理解+行動 | SaaS / BtoB |
| 製品紹介 | 理解+選択 | EC / D2C |
| 活用事例 | 信頼を上げる | SaaS / BtoB |
| お知らせ | ただ知らせる | 企業メール全般 |
用途別にデザインの方向性が変わることを押さえると制作が楽になります。
バナーは“何で押すか”によっても型が分かれます。
代表的なのは次の5種:
| 訴求軸 | 説明 | 強く効く領域 |
|---|---|---|
| ベネフィット | 利得・結果で押す | SaaS / サービス |
| オファー | 特典で押す | EC / サービス |
| 比較 | 優位性で押す | SaaS / 通信 |
| 実績 | 信頼で押す | BtoB / サービス |
| スピード | 時短で押す | ツール / アプリ |
視覚表現としては以下に分類できます:
| 表現スタイル | 説明 |
|---|---|
| ミニマル | 要素を絞る。CTA型に多い |
| グラフィカル | 画像+色+コピーが乗る万能型 |
| UI型 | SaaS・アプリで多い(画面表示) |
| ビジュアル主導 | EC系で商品画像が主役 |
| エビデンス型 | 数字・実績・比較表を使う |
| ストーリー型 | Before/After/課題→解決 |
どれが優れているというより
媒体×目的×業種で合うものが変わる理解が必要です。
メルマガ特有の環境(短時間・スクロール・情報密度)を踏まえると
特に有効なのは以下:
✔ ミニマル
✔ UI型
✔ エビデンス型
反対に複雑な表現や装飾過多のものは
スマホで読まれたときに崩れやすく成果が落ちます。
デザインは見た目より“構造”が大事です。
構造で見たときの分類は:
構造A:結論先行型結論 → 理由 → CTA
最も押させやすい型
SaaSで頻出
結果 → 方法 → CTA
ECやサブスクで多い
特典 → 制約 → CTA
特にECはこの型が強い
“期間限定”が効く
比較 → 優位性 → CTA
BtoBに強い
検討材料を与える働き
概要 → 内容 → 期待値 → CTA
教育・サービス案内に多い
デザインの“参考先”は型を見て抽象化する
事例を見る時に大事なのは
“見た目を真似ること”ではなく
要素 → 構造 → 訴求 → 行動 →成果
の変換プロセスです。
たとえばECのバナーを見て:
❌「かわいいデザインだな」
ではなく
✔ 何で押しているのか
✔ 何を削っているのか
✔ どの順番で見せているのか
✔ 何を入れずにいるのか
✔ 行動の理由をどこに置いているか
を抽象化して見ると価値になります。
メルマガのデザインはWebやSNSほど急速には変化しませんが、確実にトレンドがあります。企業がメールに期待する役割の変化や、デバイス環境の変化、SaaS・EC市場の成長などが背景にあります。この章では過去→現在→未来の流れで、メルマガデザインのトレンドを整理します。
過去(〜2015)“説明型バナー”の時代
当時のメルマガは「情報を届ける」ことが主目的で、
バナーも以下の傾向が強かった:
特徴
背景
この時代は
情報量=価値
という思想が強かった。
現在(2016〜2025)“行動型バナー”の時代
現在はメルマガの目的が
「情報伝達」→「成果(行動)」
へ完全に移行している。
そのためバナーも以下に寄る:
特徴
特にSaaSは:UI → 実績 → CTA
ECは:オファー → 制限 → CTA
が定番化している。
背景には:
✔ 市場の検討行動の複雑化
✔ スマホ比率の上昇
✔ 比較される前提
✔ 時間の奪い合い
✔ 配信量の増加
がある。
未来(2026→)“フィード型バナー”の時代
この先はメルマガもSNSやアプリ同様に
フィード(流し見)前提に近づく可能性が高い。
予測される特徴は:
理由はシンプルで:
読者の“判断時間”が減っていくから
特にSaaS/BtoBは
“情報の圧縮技術”が問われる領域に入りつつある。
Webに比べメルマガのトレンドは遅い。
理由は媒体特性にある:
| 原因 | 説明 |
|---|---|
| 仕様固定 | メールクライアントの制約 |
| 技術制限 | CSSの制限 / 画像表示制限 |
| 表示環境 | PC/SPで分岐 |
| 利用年数の差 | SaaSやSNSより古い |
| 市場成熟 | BtoBの比率が高い |
そのためメルマガは常に
市場変化 → 読者変化 → 表現変化
という順番を取る。
業界別の予想を先に置くと
EC
SaaS
BtoB
アプリ
結論をまとめると未来型は以下に収束します。
✔ 説明しない
✔ 理解させる
✔ 行動させる
この順番。
デザイン観点では:
という逆説的変化を起こします。
成果を出しているメルマガは、作って終わりではなく“改善できる前提”で設計されています。
特にバナーはテストしやすい領域で、反応差が出やすく、改善の再現性が高いパーツです。
この章では、どこをテストすべきか、どう判断すべきか、どの順番で改善すべきかを実務者向けに整理します。
A/Bテストの観点で見るとバナーは
✔ テストしやすい
✔ 差が出やすい
✔ 判断材料が拾いやすい
✔ 工数が軽い
という4点で優れています。
比較すると:
| 領域 | テスト難度 | 反応差 | 工数 |
|---|---|---|---|
| 本文 | 高い | 出るが遅い | 重い |
| 件名 | 中 | 出るが局所的 | 軽い |
| CTA | 中 | 出る | 軽い |
| LP | 高い | 出るが遅い | 重い |
| バナー | 低い | 出やすい | 軽い |
実務者がまず着手する理由はここにあります。
テストすべき項目は“感覚”ではなく整理される
バナーは次の6つに分解できます① 訴求(何で押すか) ② 内容(何を伝えるか) ③ 表現(どう伝えるか) ④ 構造(順番) ⑤ デザイン(見た目) ⑥ CTA(行動)
さらに分解すると
① 訴求の種類
② 内容
③ 表現
④ 構造
⑤ デザイン
⑥ CTA
ここまで因数分解できると、PDCAではなくABCSA(改善科学化)に近くなります。
よく試すテスト例
✔ 訴求のテスト
例:
「無料診断」 vs 「3分で診断」
✔ 構造のテスト
例:
「結果→理由」 vs 「理由→結果」
✔ 文字量のテスト
例:50文字 vs 20文字
✔ 画像のテスト
例:UIあり vs UIなし
✔ CTA文言のテスト
例:
・詳細を見る
・無料で試す
・まずは資料DL
・○○を診断してみる
✔ 色のテスト
例:赤 → 青 → グリーン
✔ オファーのテスト
例:
・初月無料
・30日返金保証
・75%OFF
・今だけ割引
✔ 位置のテスト
例:
メール上部 vs 中部 vs 下部
これはまさにメルマガの改善実務で使われている領域。
改善は“順番”を間違えると詰まる
改善は次の順番が効率的① 訴求 ② 構造 ③ 表現 ④ デザイン ⑤ CTA ⑥ 位置
逆にデザインから始めると絶対詰みます。
良くない流れ例
デザイン → コピー → 理由
正しい流れ理由 → コピー → デザイン
理由が先=成果が出る順番。
メルマガの評価はCTRだけで見ると危険です。
なぜなら:
CTRが高くてもCVが低いなら“誤誘導”の可能性があるから。
実務評価はこう
| 指標 | 目的 |
|---|---|
| CTR | 興味を測る |
| CVR | 納得を測る |
| CPA | 効率を測る |
| LTV | 継続価値を測る |
特にSaaSはCVRとCPAが重要
ECはCTRとCVRと売上
BtoBはCVR(資料DLなど)
改善の優先順位は以下:
優先1:押す理由(訴求)
優先2:押す結果(Outcome)
優先3:押す方法(CTA)
ここを改善しないで
色やフォントをいじるのは意味が薄い。
バナー制作は一見シンプルに見えますが、実務では“誰が作るか”によって成果が大きく変わります。
制作は内製するか外注するかの二択に見えますが、実際には目的や制作量、改善速度、スキル配置、組織体制などの変数によって最適解は変わります。
この章では、内製と外注のメリット・課題を整理し、判断基準をまとめます。
まずは内製から整理します。
特にSaaSは製品理解が深いことが強い武器になります。
内製の課題
一方で課題もあります:
実務で特に頻発するのが:
内製の遅れ=配信停止
という最悪のパターン。
次に外注。
特にバナーは改善領域なので
“外の知見”が成果に直結します。
単発外注はコスパが悪い理由はそこにあります。
どちらが正しいかではなく
次の条件で変わります
| 条件 | 最適解 |
|---|---|
| 制作量が少ない | 内製 |
| 制作量が多い | 外注 or ハイブリッド |
| 市場が動く | 外注が強い |
| 説明が難しい | 内製が強い |
| スキルがある | 内製強め |
| テスト回す | 外注強め |
| 改善速度を上げたい | 外注が有利 |
| 本体業務を守りたい | 外注が有利 |
特にメルマガは“改善”なので
量×質×速度
の三角形で考えるのが正解。
改善目的では“速度”が最も重要
バナー改善は打ち手の数 > 打率
の世界なので、
以下が成立するほど成果が出ます:
つまり改善領域では
質より速度の方が重い
という実務的事情があります。
この観点では外注が有利になりやすい。
制作量は実務上ここで分岐します
制作量は実務上ここで分岐します① 月3本以下 → 内製優位 ② 月4〜10本 → ハイブリッド優位 ③ 月10本以上 → 外注優位
EC・SaaS・アプリは③に入りやすいです。
バナーは改善領域なので
単発外注だと以下が起きます:
つまり単発は制作には使えても
成果には使えません。
ここまでで、成果の出るメルマガバナーには「量」「質」「速度」「改善」の4つが必要であることを整理してきました。
しかし実務では、この4つが揃っている企業の方が少数です。この章では、メルマガにおける制作体制の“現場課題”を明らかにし、どのように解決できるのかを整理します。
メルマガの改善は「人数」より「回数」で決まる
メルマガはA/Bテスト前提の媒体ですが、現場では次の課題が起きやすい
【よくある現場課題】
配信が止まる(※最悪のケース)
原因はシンプルで:
改善には制作の“量”が必要だから
打たれない施策は改善されません。
単発外注は制作には使えますが
改善には向いていません。
理由:
つまり単発外注=都度配送
改善=循環
この違いは本質的です。
定額制を選ぶ理由は“制作費”ではない
定額制は値段が理由にされることが多いですが
本質はそこではなく
改善のための継続性
にあります。
【定額制が改善に向いている理由】
マーケ側の工数を奪わない
改善に必要な条件と一致しています
量 × 質 × 速度 × 継続性
定額デザインオフィスは
次の課題領域をカバーできます
| 課題 | 解決 |
|---|---|
| 制作量が足りない | 月内で制作確保 |
| テストが回らない | 継続制作で改善サイクル |
| デザイナー不足 | 外部補填 |
| ナレッジ不足 | 運用知見の流入 |
| 修正工数が重い | 契約内で吸収 |
| 単発が高い | 定額で平準化 |
| 予算が読めない | コスト固定化 |
| スピードが遅い | バナー特化で高速処理 |
実際この領域はEC・SaaS・制作会社で最も詰まりやすいところです。
以下の企業は効果が出やすい👇
✔ SaaS系
✔ EC系
✔ 制作会社
改善目的のメルマガは特に相性が良い。
導入の合理性
導入の合理性は有り体に言えばこう① しないと成果が出ない領域 ② 内製で詰まりやすい領域 ③ 単発外注が向かない領域 ④ 改善には継続が必要 ⑤ コストは固定化できる
これが“定額”の合理です。
改善可能なメルマガ制作には、バナー制作の量・質・速度を確保できる体制が必要です。
定額デザインオフィスでは、成果に必要な制作工数を月額制で確保し、配信運用に合わせたデザイン制作を継続的に提供します。ここでは提供サービスの範囲と料金体系をまとめます。
定額デザインオフィスは「 SNS・広告・EC・メルマガ 」など短いサイクルで更新されるクリエイティブに特化した制作体制です。
対応領域は次のとおり
【対応制作物】
【対応業界】
メルマガだけに閉じず、配信導線全体をカバーできる点が特徴です。
対応作業範囲
制作依頼の前提で必要となる工程も扱います
対応範囲
※ただし連携は可能
H3:制作フロー
制作フローは以下① 依頼受付 ② 要件ヒアリング ③ デザイン制作 ④ 校正・修正 ⑤ 納品 ⑥ 改善(契約継続時)
継続前提の場合は
✔ ナレッジ蓄積
✔ デザインの精度向上
✔ テストの生産性向上
が起きるため、単発制作より成果に寄ります。
料金体系は以下
| プラン | 月額 | 制作数目安 | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| ライト | 15,000円〜 | 〜10点 | SNS/メルマガ少量 |
| スタンダード | 30,000円〜 | 〜20点 | テストを回す企業 |
| プロ | 50,000円〜 | 〜40点 | SaaS / EC / 制作会社向け |
| カスタム | 応相談 | 40点〜 | 大量配信 / 多ブランド運用 |
単発制作とのコスト比較
単発制作で計算すると単発相場:1点 5,000〜15,000円
改善前提で量を回すと月20点 → 100,000〜300,000円 月40点 → 200,000〜600,000円
定額の場合20点 = 30,000円〜 40点 = 50,000円〜
つまり改善前提なら定額の方が自然に合理になります。
制作体制を整えることで
✔ テスト回数が増える
✔ 仮説の精度が上がる
✔ 改善周期が短くなる
✔ LP側の成果も上がる
つまりメルマガは単体ではなく導線ごと改善されます。
基本的にはキャンペーン内容や目的に合わせて作成しますが、同じ構造やデザインを型化し、改善しながら使い回すケースも増えています。
目的によりますが、ECは複数、SaaSは1〜2個が一般的です。
ただし“複数入れる=良い”ではなく、用途と導線で決めるのが正解です。
PC/SPでの作り分けは基本不要です。バナーは600px基準で作ることで、スマホでは縮小表示されます。
ただし高さは意識した方が成果が出やすいです。
メルマガは滞在時間が短いため短い方が成果が出やすい処理系媒体です。
特に 結果(Outcome)+理由(Reason) が伝わる構造が強いです。
必要な場合と不要な場合があります。
ECは商品画像が必要、SaaSはUIがあると強く、サービス系はベネフィットだけでも成立します。
変わります。
配信頻度が上がるほどバナー制作量も増えるため、改善前提の場合は制作体制を組む方が合理的です。
テストの優先順位は:
デザインから変えると改善が詰まります。
出ますが、LP側の改善や導線整備とセットの方が成果は伸びます。
メルマガは“入口”なので、出口(LP側)も評価すると精度が上がります。
変わりません。ほとんどのツールは600px基準です。
ただし画像ブロックの挙動はツールと受信側メールクライアントで差があります。
CTRは入口指標ですが、成果を見るなら以下のセットが推奨です:
メルマガは“入口の改善”なので、下流を含めて見るのが実務です。
かかりません。初期費用は一切不要です。
契約は月額利用のみで開始できます。
ありません。1ヶ月から利用でき、休止・再開も可能です。
最低利用期間も設定していません。
契約範囲内で回数制限なく対応可能です。
追加修正で費用が膨らむことはありません。
内容によりますが、通常は2〜5営業日です。
大量制作や短納期も相談可能です。
プランごとに制作点数の目安があります。
ただし点数制度ではなく“時間枠(工数枠)”で対応します。
できます。
SNSクリエイティブ / 広告バナー / EC画像など
配信媒体を跨ぐ制作が可能です。
含まれていません。
ただし、デザイン改善や配信戦略の相談は可能です。
本文制作は含まれませんが、バナーに使用するコピーは制作側で整えます。
多いのは:
特に“継続配信”のある企業と相性が強いです。
単発も可能ですが、単発の場合は改善ナレッジが蓄積されないため
成果目的の場合は定額の方が合理です。
メルマガのバナーは、装飾ではなく“行動の前段階を補強するパーツ”であり、本文では伝わりにくい情報を数秒で圧縮して視覚化し、意思決定を助ける役割を持ちます。
とくにECやSaaSでは、バナーの有無や構造の違いがクリック率や反応率に影響しやすく、改善効果が出やすい領域です。
成果が出るバナーには共通して、押す理由・結果・視線の流れ・情報量の最適化といった条件が成立しており、A/Bテストによる改善も可能です。改善は制作量と継続性が必要で、速度のボトルネックが出やすい領域でもあります。
制作体制は内製・外注どちらにもメリットがありますが、改善前提の場合は単発ではなく継続制作が合理的であり、業務特性上「量×質×速度×改善」が担保できる定額制との相性が良い媒体と言えます。
バナー
山本 麻貴
SEOディレクター
SEO戦略の専門家。検索意図に沿ったコンテンツ設計とサイト改善を得意とし、実践的なSEO対策で多数の上位表示実績あり。
企業の検索流入最大化を支援。
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