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メルマガのバナーはどう作る?デザインのコツと成功パターンを徹底解説

2026.01.09

バナー

メルマガを運用していると
「本文は読まれているのにクリックされない」
「キャンペーンの反応が伸びない」
「バナーのデザインに正解が分からない」といった悩みが出てきます。

同じコンテンツでも、バナーのサイズやレイアウト、配色、テキストの置き方を調整するだけで成果が大きく変わることは珍しくありません。
本記事では成果が出るメルマガ用バナーデザインの考え方、サイズ、改善手法、トレンド、事例まで体系的に解説します。

バナー制作

メルマガにおけるバナーの役割

メルマガは読んでもらうだけでは成果になりません。クリックしてもらい、遷移先でアクションを取ってもらうことで初めて効果が生まれます。
バナーはその“行動の前段階”を補強するためのパーツで、本文だけでは伝わりにくい内容を視覚的に要約し、意思決定を助ける役割を持ちます。

バナーは装飾ではなく“行動のためのパーツ”

多くのメルマガでは「本文+テキストリンク」だけで配信されます。しかしこの構成では、読者にとって必要な情報が不足しがちです。

読者はメール内で次の3つを知りたい:

  • 何の話なのか
  • 押すとどうなるのか
  • 押す理由はあるのか

テキストリンクだけではこれらを伝えづらく、押すための“理由”を作りにくい媒体特性があります。

バナーはそれを視覚で補います:

  • 内容の要約
  • ベネフィットの提示
  • 結果の提示
  • イメージの補完

そのため、バナーの有無でクリック率が変わることは珍しくありません。

バナーが担う具体的な役割

バナーが果たす役割を整理すると、以下の5つにまとめられます:

役割説明
情報圧縮長文や複雑な内容を数秒で理解できる形に変換
視線誘導メール内で伝えたい箇所の優先順位を作る
説得補強読者が押す理由や期待値を提示
行動導線CTA(行動)への“前段階”を補強
ブランド統一色・画像・世界観で整合性を作る

特にEC・SaaS・サービス案内型のメルマガでは、上記5点がCTR(クリック率)に直結します。

テキストリンクとの違い

テキストリンクのみの構成と比較すると、違いは特に“説得”の部分に出ます。

項目テキストリンクバナー
押す理由読者が自分で推察バナー側で提示できる
結果の想像しにくい視覚情報で補える
必要時間数十秒数秒
誘導力弱い強い
CTR傾向低め高め

つまり差が出る本質は
バナーは行動の理由を作れる
という点にあります。

メルマガの媒体特性との相性
メルマガは次の条件を持つ媒体です:

  • テキスト中心
  • スクロール前提
  • 滞在時間が短い
  • 判断材料が不足しやすい
  • PCとスマホで表示差がある


こうした環境では、情報を視覚的に整理できるパーツがほぼ必須になります。
そのため:
EC・SaaS・サービス案内型メルマガでは特にバナーの効果が出やすい
という特徴があります。

成果を出すバナーデザインの条件

バナーはあるだけで成果が出るわけではありません。成果が出るバナーには共通して「押す理由」「理解しやすさ」「視線の流れ」「期待値の提示」が成立しています。
この章ではメルマガ特有の文脈においてバナーが機能する条件を整理し、メール バナー 作り方を考える際のベースとなる思考フレームをまとめます。

情報を“数秒で理解できる形”にまとめる

メルマガは開封後の閲覧時間が短いため、読者はすべての情報を読んでくれません。
そのためバナーでは

  • 情報を絞る
  • 伝え方を整理する
  • 表現を視覚化する

ことが成果に直結します。

よくある失敗は情報を盛ることですが、成果が出るバナーほど削られています。

具体的には次の3点だけで成立します:

何の話なのか(What)
押すとどうなるのか(Outcome)
押す理由はあるのか(Reason)

この3つが揃うだけで説得力が大きく変わります。

押す理由を提示する

人は理由がないと行動しません。

押す理由は以下のような形で提示できます:

種類表現方法の例
ベネフィット効果・メリット・成果
オファーキャンペーン・割引・特典
スピード今すぐ・短時間で・簡単
期待値どんな結果になるか
リスク減無料・相談・返品保証など
希少性期間限定・数量限定
具体性数字・実績・比較

メルマガではとくに
ベネフィット+オファー
の組み合わせが強く効きます。

視線の流れを作る
バナーは「読み順」で成果が変わります。
視線の流れはおおよそ以下の順番です:

キャッチ → 画像 → 理由 → CTA

この順番に沿って情報を配置すると、読者は迷わず理解できます。

逆にこの流れを無視すると:

  • 文字が多く見える
  • 何の話かわからない
  • 理由がわからない
  • 押し先が見えない

という状態になり、成果が落ちます。

コピーは短く、結果を提示する

メルマガでクリックを迷う理由は
「押した先のイメージが掴めない」
ことが多いです。

そのためコピーは

  • 説明ではなく
  • 結果を提示する

のが正解です。

例:

❌ 説明コピー
オンライン学習サービスのご紹介

⭕ 結果コピー
未経験から3ヶ月でWebデザイナーに

メルマガでは後者のほうが反応が出やすいです。

画像は内容の理解を補助する

画像は飾りではなく理解を早くするパーツです。

適切な画像例:

✔ 商品やサービス
✔ UIや画面
✔ 実績
✔ Before / After
✔ グラフ
✔ 比較
✔ 使用シーン

逆に抽象的な画像(意味のない写真)は
理解の補助にならないことが多いです。

色は“注意”と“行動”を分けて使う

色には役割があります。

役割色の使い方
注意明度対比で目立たせる
行動CTAに使用する
世界観ブランドカラーで統一
情報整理グレーで分離

特に重要なのは
行動色(CTA)と注意色は混同しないこと
混同すると読者は迷います。

成果が出るバナーは文字が少ない

成果が出るバナーほど文字数が少なくなります。

例:

バナーの種類文字数
高反応20〜50文字
平均60〜90文字
低反応100文字以上

とくにメルマガはスマホ閲覧が多く
文字が小さくなりやすいため
削るほど成果が出やすい特性があります。

メルマガで成果が出やすいバナーの型


反応が出るパターンには型があります。
代表的なのはこの3つ:

型1:ベネフィット型

結果 → 理由 → CTA
例:無料で診断 → 3分 → 今すぐ登録

型2:オファー型

特典 → 条件 → CTA
例:初月75%OFF → 今だけ → 申し込み

型3:比較型


Aより〜 → 根拠 → CTA
例:広告費を1/3に → 自動化で → 詳細を見るECは「オファー型」が強く
SaaSは「ベネフィット型」が強い傾向があります。

メルマガバナーのサイズと画像仕様

メルマガのバナーはサイズを適当に決めてよいものではなく、メールクライアント(Gmail / Outlookなど)の表示幅やスマホ比率、画像の読み込み速度など複数の条件で制限されます。
この章ではよく使われるサイズだけでなく、なぜそのサイズが選ばれるのか用途ごとの使い分け画像仕様の注意点まで含めてまとめます。

メルマガで使われるバナーサイズの基準

メルマガは横幅に制限があります。
特にPC表示は 600px±20px に収まることが多く、これはほぼ業界標準になっています。

理由は:

  • 多くのメールクライアントが600pxで見切れる
  • 画像が崩れにくい
  • スマホ表示時に自動縮小しやすい
  • デザインテンプレートの規格が揃っている

よく使われるサイズは以下

用途サイズ例備考
メインバナー600×250〜600×400開封直後に表示
セクション区切り600×150〜600×250内容の切り替えに使う
キャンペーン告知600×200〜600×300CTAとセットで使う
サービス紹介600×250〜600×350ベネフィット提示向き
サムネ系300×300前後製品紹介や比較向き

PCとスマホでの考え方の違い

メルマガはスマホ閲覧比率が高く、ECでは 60〜80%、SaaSでも 40〜60% がモバイルです。

スマホでは

  • 幅は全幅表示
  • 高さは跳ねやすい

という特性があるため、高さを抑える方が読みやすくなります。

用途によって縦横比を変える

成果が出るバナーは用途によって高さが変わります。

代表的な用途別の比率

用途比率高さの意味
ベネフィット訴求横長(薄め)結果だけ伝える
比較・特徴・UI紹介中間理解の補助
サービス概要やや縦長情報整理向き
キャンペーン薄い or 太いCTAとの組み合わせ

例:

結果だけ → 薄く
理解補助 → 中間
説明必要 → 縦を追加

サイズより重要な“背景の事情”

バナーサイズはツールによる制限にも依存します。

よく使われる配信ツール:

  • Mailchimp
  • Klaviyo
  • Lステップ
  • HubSpot
  • Benchmark
  • ActiveCampaign
  • Salesforce
  • BALES
  • Zoho Campaigns
  • Cuenote
  • blastmail

これらはほぼ全てが600px基準でテンプレートを提供しています。

つまり:
600pxは“理由のある標準”

画像仕様のポイント(素材・容量・形式)

サイズ以外に画像仕様も成果に影響します。

仕様まとめ

項目推奨値 / 傾向
解像度72dpi
形式PNG(文字/ロゴ向き) / JPEG(写真向き)
容量〜150KB(推奨)
色空間sRGB
フォーマット横長
リサイズCSSで100%縮小対応
alt属性必須(画像ブロック対策)

なぜ容量を抑える必要があるのか
理由はシンプル:

  • メールは画像読み込みが遅い媒体
  • 読者の滞在時間が短い
  • 画像ブロックが起きる環境がある
  • モバイル回線環境で閲覧される

特に容量は
軽いほど開封直後に表示され、成果に影響
します。

メルマガに向いていない画像仕様

以下は逆に成果を落としやすい例

❌ 画像内の文字量が多い
❌ 説明を詰め込む
❌ 写真だけで終わる
❌ 背景と文字色のコントラスト不足
❌ イメージ画像が抽象的
❌ CTAカラーが目立たない

メルマガは滞在が短いので
複雑な構成は適しません。

バナーサイズ選びの前提が変わる条件

サイズ選びは以下の条件で変動します:

  • 業種(EC / SaaS / サービス / B2B)
  • 配信目的(売り / 教育 / 案内)
  • 読者温度(新規 / 既存 / 過去接触)
  • 媒体(PC / SP / 両方)
  • デザイン方針(ブランド / 実利)

特にECは 薄い+強い訴求 が効き
SaaSは 理解補助 が効きます。

メルマガバナーの参考パターンとデザインの分類

成果が出るバナーには共通する“型”があります。個別の事例を追いかけるよりも、まず型を理解する方が応用範囲が広く、制作の再現性も高くなります。この章ではメルマガで使われやすいデザインを用途別に分類し、同時にどの業種で効きやすいかも整理します。
※この章の目的は「真似する対象を増やすこと」ではなく、「引き出しを増やすこと」です。

用途別のバナー分類

メルマガのバナーは主に以下の用途で使われます:

用途目的代表的業種
告知新情報を知らせるSaaS / BtoB / メディア
オファー行動を促すEC / サービス / BtoC
認知内容を理解させるSaaS / アプリ / 教育
比較選択を支援するSaaS / 通信 / D2C
教育内容を噛み砕くBtoB / SaaS / 教育
サービス紹介理解+行動SaaS / BtoB
製品紹介理解+選択EC / D2C
活用事例信頼を上げるSaaS / BtoB
お知らせただ知らせる企業メール全般

用途別にデザインの方向性が変わることを押さえると制作が楽になります。

訴求の型による分類

バナーは“何で押すか”によっても型が分かれます。

代表的なのは次の5種:

訴求軸説明強く効く領域
ベネフィット利得・結果で押すSaaS / サービス
オファー特典で押すEC / サービス
比較優位性で押すSaaS / 通信
実績信頼で押すBtoB / サービス
スピード時短で押すツール / アプリ

デザインの表現スタイルによる分類

視覚表現としては以下に分類できます:

表現スタイル説明
ミニマル要素を絞る。CTA型に多い
グラフィカル画像+色+コピーが乗る万能型
UI型SaaS・アプリで多い(画面表示)
ビジュアル主導EC系で商品画像が主役
エビデンス型数字・実績・比較表を使う
ストーリー型Before/After/課題→解決

どれが優れているというより
媒体×目的×業種で合うものが変わる理解が必要です。

メルマガで特に機能しやすい型

メルマガ特有の環境(短時間・スクロール・情報密度)を踏まえると
特に有効なのは以下:

ミニマル
UI型
エビデンス型

反対に複雑な表現や装飾過多のものは
スマホで読まれたときに崩れやすく成果が落ちます。

情報の構造で分類する

デザインは見た目より“構造”が大事です。
構造で見たときの分類は:

構造A:結論先行型

結論 → 理由 → CTA

最も押させやすい型
SaaSで頻出

構造B:ベネフィット先行型

結果 → 方法 → CTA
ECやサブスクで多い

構造C:オファー先行型


特典 → 制約 → CTA
特にECはこの型が強い
“期間限定”が効く

構造D:比較・検討型


比較 → 優位性 → CTA
BtoBに強い
検討材料を与える働き

構造E:理解補助型


概要 → 内容 → 期待値 → CTA
教育・サービス案内に多い

デザインの“参考先”は型を見て抽象化する
事例を見る時に大事なのは
“見た目を真似ること”ではなく
要素 → 構造 → 訴求 → 行動 →成果
変換プロセスです。

たとえばECのバナーを見て:
❌「かわいいデザインだな」
ではなく
✔ 何で押しているのか
✔ 何を削っているのか
✔ どの順番で見せているのか
✔ 何を入れずにいるのか
✔ 行動の理由をどこに置いているか
を抽象化して見ると価値になります。

メルマガデザインのトレンド変遷(過去→現在→未来)

メルマガのデザインはWebやSNSほど急速には変化しませんが、確実にトレンドがあります。企業がメールに期待する役割の変化や、デバイス環境の変化、SaaS・EC市場の成長などが背景にあります。この章では過去→現在→未来の流れで、メルマガデザインのトレンドを整理します。

過去(〜2015)“説明型バナー”の時代
当時のメルマガは「情報を届ける」ことが主目的で、
バナーも以下の傾向が強かった:
特徴

  • 文字が多い
  • 色数が多い
  • 装飾が多い
  • UIやLPの模倣
  • 写真よりイラスト中心
  • 補足的な扱い


背景

  • PC比率が高い
  • 表示幅=広い
  • 説明できる余裕があった
  • EC市場が“カタログ型”
  • SaaS市場が未成熟


この時代は
情報量=価値
という思想が強かった。

現在(2016〜2025)“行動型バナー”の時代
現在はメルマガの目的が
「情報伝達」→「成果(行動)」
へ完全に移行している。
そのためバナーも以下に寄る:
特徴

  • 情報を削る
  • 結論を先に置く
  • 選択を支援する
  • 理由を提示する
  • LP文脈の短縮表現
  • UI表示が増加(SaaS)

特にSaaSは:
UI → 実績 → CTA

ECは:

オファー → 制限 → CTA
が定番化している。

背景には:
✔ 市場の検討行動の複雑化
✔ スマホ比率の上昇
✔ 比較される前提
✔ 時間の奪い合い
✔ 配信量の増加
がある。

未来(2026→)“フィード型バナー”の時代
この先はメルマガもSNSやアプリ同様に
フィード(流し見)前提に近づく可能性が高い。
予測される特徴は:

  • さらに文字が減る
  • 情報密度は上がる
  • UIはコンポーネント化
  • Before/After型増加
  • 実績/数字は増える
  • 比較表は縮小されて表示


理由はシンプルで:
読者の“判断時間”が減っていくから
特にSaaS/BtoBは
“情報の圧縮技術”が問われる領域に入りつつある。

なぜメルマガのトレンドは遅いのか

Webに比べメルマガのトレンドは遅い。
理由は媒体特性にある:

原因説明
仕様固定メールクライアントの制約
技術制限CSSの制限 / 画像表示制限
表示環境PC/SPで分岐
利用年数の差SaaSやSNSより古い
市場成熟BtoBの比率が高い

そのためメルマガは常に
市場変化 → 読者変化 → 表現変化
という順番を取る。

業界別に見る“今後強くなる表現”

業界別の予想を先に置くと

EC

  • Before/After
  • オファー型+短縮説明
  • サムネ分割型
  • カート連動UI

SaaS

  • UI表示
  • 数字(実績/ROI)
  • 比較(A vs B)
  • 導入事例
  • 図化された理解補助

BtoB

  • 説明減
  • シンプル化
  • 課題→解決先行
  • CTAは資料DLへ流れる

アプリ

  • 画面主導
  • 機能紹介→UXへ
  • 利点を“1枚で”

未来型バナーの共通点

結論をまとめると未来型は以下に収束します。

✔ 説明しない
✔ 理解させる
✔ 行動させる

この順番。

デザイン観点では:

  • 文字は減り
  • 情報は増え
  • 理由が増え
  • 判断時間が減る

という逆説的変化を起こします。

A/Bテストと改善プロセス

成果を出しているメルマガは、作って終わりではなく“改善できる前提”で設計されています。
特にバナーはテストしやすい領域で、反応差が出やすく、改善の再現性が高いパーツです。
この章では、どこをテストすべきか、どう判断すべきか、どの順番で改善すべきかを実務者向けに整理します。

バナーは改善効率の高いパーツ

A/Bテストの観点で見るとバナーは

✔ テストしやすい
✔ 差が出やすい
✔ 判断材料が拾いやすい
✔ 工数が軽い

という4点で優れています。

比較すると:

領域テスト難度反応差工数
本文高い出るが遅い重い
件名出るが局所的軽い
CTA出る軽い
LP高い出るが遅い重い
バナー低い出やすい軽い

実務者がまず着手する理由はここにあります。

テストすべき項目は“感覚”ではなく整理される
バナーは次の6つに分解できます

① 訴求(何で押すか)
② 内容(何を伝えるか)
③ 表現(どう伝えるか)
④ 構造(順番)
⑤ デザイン(見た目)
⑥ CTA(行動)

さらに分解すると

① 訴求の種類

  • ベネフィット訴求
  • オファー訴求
  • 比較訴求
  • 実績訴求
  • スピード訴求
  • 安心訴求

② 内容

  • 何を言うか
  • 何を言わないか(重要)

③ 表現

  • 文字量
  • コピーの粒度
  • 画像の種類
  • UI有無
  • Before/After

④ 構造

  • 結論先行 or 理由先行
  • 縦型 or 横型 or 分割型

⑤ デザイン

  • 配色
  • 余白
  • コントラスト
  • サイズ
  • 縦横比

⑥ CTA

  • テキスト
  • ボタン形状
  • 位置

ここまで因数分解できると、PDCAではなくABCSA(改善科学化)に近くなります。

実務でよく試されるA/Bテスト

よく試すテスト例

訴求のテスト

例:
「無料診断」 vs 「3分で診断」

構造のテスト

例:
「結果→理由」 vs 「理由→結果」

文字量のテスト

例:50文字 vs 20文字

画像のテスト

例:UIあり vs UIなし

CTA文言のテスト

例:
・詳細を見る
・無料で試す
・まずは資料DL
・○○を診断してみる

色のテスト

例:赤 → 青 → グリーン

オファーのテスト

例:
・初月無料
・30日返金保証
・75%OFF
・今だけ割引

位置のテスト

例:
メール上部 vs 中部 vs 下部

これはまさにメルマガの改善実務で使われている領域。

改善は“順番”を間違えると詰まる
改善は次の順番が効率的

① 訴求 ② 構造 ③ 表現 ④ デザイン ⑤ CTA ⑥ 位置
逆にデザインから始めると絶対詰みます。
良くない流れ例

デザイン → コピー → 理由

正しい流れ

理由 → コピー → デザイン
理由が先=成果が出る順番。

評価指標はCTRだけでは不十分

メルマガの評価はCTRだけで見ると危険です。

なぜなら:

CTRが高くてもCVが低いなら“誤誘導”の可能性があるから。

実務評価はこう

指標目的
CTR興味を測る
CVR納得を測る
CPA効率を測る
LTV継続価値を測る

特にSaaSはCVRCPAが重要
ECはCTRCVR売上
BtoBはCVR(資料DLなど)

最初に改善すべきポイント

改善の優先順位は以下:

優先1:押す理由(訴求)
優先2:押す結果(Outcome)
優先3:押す方法(CTA)

ここを改善しないで
色やフォントをいじるのは意味が薄い。

内製と外注の制作体制の違いと判断軸

バナー制作は一見シンプルに見えますが、実務では“誰が作るか”によって成果が大きく変わります。
制作は内製するか外注するかの二択に見えますが、実際には目的や制作量、改善速度、スキル配置、組織体制などの変数によって最適解は変わります。
この章では、内製と外注のメリット・課題を整理し、判断基準をまとめます。

内製のメリットと課題

まずは内製から整理します。

内製のメリット

  • スピードが出る
  • 注意事項や認識のずれが少ない
  • 製品理解が深い
  • 依頼コストがかからない
  • 修正が即時反映できる
  • 社内ナレッジが残りやすい

特にSaaSは製品理解が深いことが強い武器になります。

内製の課題
一方で課題もあります:

  • デザインスキルの差が出やすい
  • 改善視点が不足しやすい
  • テスト案が枯渇する
  • 作業が属人化する
  • デザイナーの時間が奪われる
  • バナー制作が本来業務ではない
  • 検証サイクルが遅い
  • “現場化”して戦略が抜ける

実務で特に頻発するのが:
内製の遅れ=配信停止
という最悪のパターン。

外注のメリットと課題

次に外注。

外注のメリット

  • 制作の質が安定する
  • テスト案が枯れにくい
  • デザイン偏差値が高い
  • トレンドや他業界の知見が入る
  • フォーマット化が可能
  • 改善視点を持ち込みやすい
  • 制作量に応じて増減できる

特にバナーは改善領域なので
“外の知見”が成果に直結します。

外注の課題

  • 説明コストがかかる
  • 情報の粒度合わせが必要
  • 初回のセットアップに時間
  • 単発依頼だと高い
  • 修正が遅い場合がある
  • 業種理解が浅い場合がある

単発外注はコスパが悪い理由はそこにあります。

内製 vs 外注は“勝ち負け”ではなく“相性”

どちらが正しいかではなく
次の条件で変わります

条件最適解
制作量が少ない内製
制作量が多い外注 or ハイブリッド
市場が動く外注が強い
説明が難しい内製が強い
スキルがある内製強め
テスト回す外注強め
改善速度を上げたい外注が有利
本体業務を守りたい外注が有利

特にメルマガは“改善”なので
量×質×速度
の三角形で考えるのが正解。

改善目的では“速度”が最も重要
バナー改善は

打ち手の数 > 打率
の世界なので、
以下が成立するほど成果が出ます:

  • テスト回数が増える
  • 仮説精度が上がる
  • 打席が回る
  • デザイン劣化が起きにくい

つまり改善領域では
質より速度の方が重い
という実務的事情があります。
この観点では外注が有利になりやすい。

制作量の分岐点は“三本ライン”

制作量は実務上ここで分岐します

制作量は実務上ここで分岐します

① 月3本以下 → 内製優位
② 月4〜10本 → ハイブリッド優位
③ 月10本以上 → 外注優位
EC・SaaS・アプリは③に入りやすいです。

単発外注が失敗しやすい理由

バナーは改善領域なので
単発外注だと以下が起きます:

  • 改善が止まる
  • ナレッジが残らない
  • デザインレベルが落ちる
  • スピードが止まる
  • 結果の評価ができない

つまり単発は制作には使えても
成果には使えません。

定額デザインオフィスで解決できること

ここまでで、成果の出るメルマガバナーには「量」「質」「速度」「改善」の4つが必要であることを整理してきました。
しかし実務では、この4つが揃っている企業の方が少数です。この章では、メルマガにおける制作体制の“現場課題”を明らかにし、どのように解決できるのかを整理します。

メルマガの改善は「人数」より「回数」で決まる
メルマガはA/Bテスト前提の媒体ですが、現場では次の課題が起きやすい

【よくある現場課題】
配信が止まる(※最悪のケース)

  • バナーが間に合わない
  • テスト案が尽きる
  • 改善が積み上がらない
  • バナー制作がボトルネック化する
  • デザイナーの時間が奪われる
  • 制作より調整に時間がかかる
  • マーケと制作の役割が曖昧
  • 単発制作では最適化されない
  • “改善チーム”が成立しない


原因はシンプルで:
改善には制作の“量”が必要だから
打たれない施策は改善されません。

単発外注は“改善”を止める

単発外注は制作には使えますが
改善には向いていません。

理由:

  • テストが積み上がらない
  • ナレッジが残らない
  • PDCAが途中で切れる
  • スピードが落ちる
  • コンテキストが消える
  • 指標を共有できない

つまり単発外注=都度配送
改善=循環

この違いは本質的です。

定額制を選ぶ理由は“制作費”ではない
定額制は値段が理由にされることが多いですが
本質はそこではなく
改善のための継続性
にあります。

【定額制が改善に向いている理由】

  • 毎月制作が止まらない
  • テストが積み上がる
  • デザインの解像度が上がる
  • コンテキストが共有される
  • 指標を踏まえて改善できる
  • 制作量を確保できる

マーケ側の工数を奪わない
改善に必要な条件と一致しています

量 × 質 × 速度 × 継続性

制作体制の課題に対する解決領域

定額デザインオフィスは
次の課題領域をカバーできます

課題解決
制作量が足りない月内で制作確保
テストが回らない継続制作で改善サイクル
デザイナー不足外部補填
ナレッジ不足運用知見の流入
修正工数が重い契約内で吸収
単発が高い定額で平準化
予算が読めないコスト固定化
スピードが遅いバナー特化で高速処理

実際この領域はEC・SaaS・制作会社で最も詰まりやすいところです。

導入が特に向いているケース

以下の企業は効果が出やすい👇

✔ SaaS系

  • UI表示が必要
  • 比較・検討が多い
  • LPに遷移させたい
  • テストが必須

✔ EC系

  • オファーが多い
  • 配信量が多い
  • 画像主導
  • 価格訴求がある

✔ 制作会社

  • 制作が詰まる
  • 自社マーケが後回し
  • 納期圧が強い
  • 人件費固定が重い

改善目的のメルマガは特に相性が良い。

導入の合理性
導入の合理性は有り体に言えばこう

① しないと成果が出ない領域
② 内製で詰まりやすい領域
③ 単発外注が向かない領域
④ 改善には継続が必要
⑤ コストは固定化できる
これが“定額”の合理です。

定額デザインオフィスの提供内容と料金体系

改善可能なメルマガ制作には、バナー制作の量・質・速度を確保できる体制が必要です。
定額デザインオフィスでは、成果に必要な制作工数を月額制で確保し、配信運用に合わせたデザイン制作を継続的に提供します。ここでは提供サービスの範囲と料金体系をまとめます。

提供範囲と対応領域

定額デザインオフィスは「 SNS・広告・EC・メルマガ 」など短いサイクルで更新されるクリエイティブに特化した制作体制です。

対応領域は次のとおり

【対応制作物】

  • メルマガバナー
  • SNSクリエイティブ(Instagram / Facebook / LINE)
  • 広告バナー(GDN / YDA / Meta 等)
  • 配信用ヘッダー画像
  • EC商品画像・キャンペーン画像
  • サービス告知画像
  • クリエイティブ修正対応

【対応業界】

  • SaaS
  • EC / D2C
  • BtoBサービス
  • BtoCサービス
  • 制作会社
  • メディア運営
  • アプリ / サブスク

メルマガだけに閉じず、配信導線全体をカバーできる点が特徴です。

対応作業範囲
制作依頼の前提で必要となる工程も扱います
対応範囲

  • デザイン制作
  • 画像選定
  • コピー反映
  • 修正対応(契約内)
  • データ納品
  • 運用改善の伴走

  • 非対応
  • LP制作
  • 配信代行
  • 文面制作(本文)
  • MAツール設定
  • 計測実装


※ただし連携は可能

H3:制作フロー
制作フローは以下

① 依頼受付 ② 要件ヒアリング ③ デザイン制作 ④ 校正・修正 ⑤ 納品 ⑥ 改善(契約継続時)
継続前提の場合は
✔ ナレッジ蓄積
✔ デザインの精度向上
✔ テストの生産性向上
が起きるため、単発制作より成果に寄ります。

料金プラン

料金体系は以下

プラン月額制作数目安向いているケース
ライト15,000円〜〜10点SNS/メルマガ少量
スタンダード30,000円〜〜20点テストを回す企業
プロ50,000円〜〜40点SaaS / EC / 制作会社向け
カスタム応相談40点〜大量配信 / 多ブランド運用

単発制作とのコスト比較
単発制作で計算すると

単発相場:1点 5,000〜15,000円
改善前提で量を回すと

月20点 → 100,000〜300,000円 月40点 → 200,000〜600,000円
定額の場合

20点 = 30,000円〜 40点 = 50,000円〜
つまり改善前提なら定額の方が自然に合理になります。

成果への影響

制作体制を整えることで

✔ テスト回数が増える
✔ 仮説の精度が上がる
✔ 改善周期が短くなる
✔ LP側の成果も上がる

つまりメルマガは単体ではなく導線ごと改善されます。

メルマガバナー制作に関するFAQ

Q1. バナーは毎回新しく作る必要がありますか?

基本的にはキャンペーン内容や目的に合わせて作成しますが、同じ構造やデザインを型化し、改善しながら使い回すケースも増えています。

Q2. メルマガのバナーは何個入れるのが正解ですか?

目的によりますが、ECは複数、SaaSは1〜2個が一般的です。
ただし“複数入れる=良い”ではなく、用途と導線で決めるのが正解です。

Q3. スマホとPCでデザインは変えるべきですか?

PC/SPでの作り分けは基本不要です。バナーは600px基準で作ることで、スマホでは縮小表示されます。
ただし高さは意識した方が成果が出やすいです。

Q4. コピーは短い方が良いですか?

メルマガは滞在時間が短いため短い方が成果が出やすい処理系媒体です。
特に 結果(Outcome)+理由(Reason) が伝わる構造が強いです。

Q5. 写真素材は必要ですか?

必要な場合と不要な場合があります。
ECは商品画像が必要、SaaSはUIがあると強く、サービス系はベネフィットだけでも成立します。

Q6. メルマガの配信頻度によって制作量は変わりますか?

変わります。
配信頻度が上がるほどバナー制作量も増えるため、改善前提の場合は制作体制を組む方が合理的です。

Q7. ABテストはどこを変えるのが正しいですか?

テストの優先順位は:

  1. 訴求
  2. 構造
  3. コピー
  4. デザイン
  5. CTA
  6. 配置

デザインから変えると改善が詰まります。

Q8. メルマガだけ改善しても効果は出ますか?

出ますが、LP側の改善や導線整備とセットの方が成果は伸びます。
メルマガは“入口”なので、出口(LP側)も評価すると精度が上がります。

Q9. メールツールによって画像仕様は変わりますか?

変わりません。ほとんどのツールは600px基準です。
ただし画像ブロックの挙動はツールと受信側メールクライアントで差があります。

Q10. 成果指標はCTRだけで良いですか?

CTRは入口指標ですが、成果を見るなら以下のセットが推奨です:

  • CTR(興味)
  • CVR(納得)
  • CPA(効率)
  • LTV(継続価値)

メルマガは“入口の改善”なので、下流を含めて見るのが実務です。

定額デザインオフィスに関するFAQ

Q1. 初期費用はかかりますか?

かかりません。初期費用は一切不要です。
契約は月額利用のみで開始できます。

Q2. 契約期間の縛りはありますか?

ありません。1ヶ月から利用でき、休止・再開も可能です。
最低利用期間も設定していません。

Q3. 修正は回数制限がありますか?

契約範囲内で回数制限なく対応可能です。
追加修正で費用が膨らむことはありません。

Q4. 制作の納期はどれくらいですか?

内容によりますが、通常は2〜5営業日です。
大量制作や短納期も相談可能です。

Q5. 制作点数はどう決まりますか?

プランごとに制作点数の目安があります。
ただし点数制度ではなく“時間枠(工数枠)”で対応します。

Q6. バナー以外も依頼できますか?

できます。
SNSクリエイティブ / 広告バナー / EC画像など
配信媒体を跨ぐ制作が可能です。

Q7. 配信代行は含まれていますか?

含まれていません。
ただし、デザイン改善や配信戦略の相談は可能です。

Q8. 文章制作は含まれていますか?

本文制作は含まれませんが、バナーに使用するコピーは制作側で整えます。

Q9. どんな企業が導入していますか?

多いのは:

  • SaaS
  • EC / D2C
  • BtoBサービス
  • 制作会社
  • メディア運営

特に“継続配信”のある企業と相性が強いです。

Q10. 単発依頼は可能ですか?

単発も可能ですが、単発の場合は改善ナレッジが蓄積されないため
成果目的の場合は定額の方が合理です。

まとめ

メルマガのバナーは、装飾ではなく“行動の前段階を補強するパーツ”であり、本文では伝わりにくい情報を数秒で圧縮して視覚化し、意思決定を助ける役割を持ちます。
とくにECやSaaSでは、バナーの有無や構造の違いがクリック率や反応率に影響しやすく、改善効果が出やすい領域です。

成果が出るバナーには共通して、押す理由・結果・視線の流れ・情報量の最適化といった条件が成立しており、A/Bテストによる改善も可能です。改善は制作量と継続性が必要で、速度のボトルネックが出やすい領域でもあります。

制作体制は内製・外注どちらにもメリットがありますが、改善前提の場合は単発ではなく継続制作が合理的であり、業務特性上「量×質×速度×改善」が担保できる定額制との相性が良い媒体と言えます。

バナー制作

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山本 麻貴

SEOディレクター

SEO戦略の専門家。検索意図に沿ったコンテンツ設計とサイト改善を得意とし、実践的なSEO対策で多数の上位表示実績あり。
企業の検索流入最大化を支援。

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