定額デザインオフィス

BLOG

ブログ

インスタのバナー広告の作り方完全ガイド|事例・素材サイト・デザイン・費用を全て解説

2025.11.25

バナー

インスタ バナー広告を作りたいけれど、どんなデザインが正解なのか、どの素材を使えばいいのか、費用はどれくらいなのか…と悩んでいませんか?
インスタは視覚的な印象がすべてと言っても過言ではなく、バナーひとつで成果が大きく変わります。

この記事では、実際の参考事例や使いやすい素材サイト、デザインのコツ、必要なサイズ・仕様、さらには費用の目安まで丁寧に解説します。初めての方でも迷わず作れるように、必要な情報をまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

バナー制作

1. インスタ バナー広告の参考にしたい!人気のまとめサイト5選(ギャラリー・事例集)

インスタ バナー広告で成果を出すためには、まず「良いバナーをたくさん見ること」が近道です。
上位表示しているサイト(ferret、CANVAブログ、Pinterest系まとめ、広告代理店ブログなど)では、
“実例を見ることの重要性” を強調しています。
ここでは、初心者からプロまで参考にできる、インスタ広告のバナーを大量に閲覧できるギャラリーサイトをまとめました。

バナーは言語化だけでは理解しづらいため、最初に“目で見て学ぶ”ことが、
結果としてデザインやコピーの質を一気に引き上げてくれます。

1. Banner Library(バナーライブラリー)

インスタ広告だけでなく、さまざまなWebバナーがカテゴリ別に大量収録されているギャラリーサイト。
インスタ専用カテゴリーもあり、縦長・正方形・横型の違いやテイスト別に分類されているため、
広告担当者が最初に参考にしやすい構成になっています。

Banner Library

特徴

インスタ広告デザインの掲載数が多い
カラー別・業種別にフィルタリング可能
トレンド系・ミニマル・D2C系など幅広いスタイルを確認できる

こんな人におすすめ

とにかく“量”を見たい
業種別に参考デザインを探したい
競合調査を手早くしたい

2. Pinterest(インスタ広告・バナーデザイン検索)

Pinterestは画像検索プラットフォームとしての利用価値が高く、
「Instagram Ad」「Instagram Banner」「インスタ広告 デザイン」などのキーワードで
世界中の広告バナーを検索できます。

Pinterest

特徴

  • 世界のインスタ広告デザインが無限に見られる
  • 最新トレンド(ミニマル・寫真主体・余白多めの構成)が反映されやすい
  • 海外D2Cブランドの広告が特に参考になる

こんな人におすすめ

  • トレンドを素早くキャッチしたい
  • 海外風の洗練デザインを参考にしたい
  • 日本のサイトに少ない“縦長動画広告用の構成”を見たい

3. CANVA(テンプレート・広告デザイン参考)

CANVA内の「Instagram広告用テンプレート」は、
広告クリエイティブを作りたい人の参考資料として非常に優秀です。
上位サイトでも「テンプレートでデザインの型を学ぶ」方法が推奨されています。

CANVA

特徴

  • 広告向けのテンプレート数が圧倒的
  • そのまま編集できるため構成理解が早い
  • インスタ広告特有のサイズ感に最適化済み

こんな人におすすめ

  • デザイン初心者
  • 0から構成を作るのが苦手
  • 原稿を反映するだけでプロ風に仕上げたい

4. バナー広場(国内最大級のバナー参考ギャラリー)

バナー広場は、国内で最も掲載数が多いバナーデザイン専門ギャラリーのひとつです。
業界や色、サイズなど多様な条件で絞り込みができるため、自分が制作したい広告バナーに近い事例を短時間で探せます。
インスタ広告バナーを作る際も、最新トレンドを掴むためのリサーチサイトとして非常に使い勝手が良いのが特徴です。

バナー広場

特徴

  • 国内の広告バナーを中心に、掲載数が非常に豊富
  • サイズ・色・業種・テイストなど、細かい条件で絞り込みが可能
  • インスタ広告と親和性の高い 正方形・縦長バナーの事例も多い
  • 更新頻度が高く、最新デザインの傾向を掴みやすい

こんな人におすすめ

  • 自分が作りたいバナーと近いサイズ・配色の参考例を探したい人
  • いろいろなパターンを見て、アイデアの引き出しを増やしたい人
  • 業種ごとのデザイン傾向を把握し、成果につながる構成を研究したい人

5. MUUUUU.ORG(バナー・LP・広告のデザインギャラリー)

MUUUUU.ORGはWebデザイナーに人気のギャラリー。
LP中心ですが広告クリエイティブの参考にも使え、
色使いや文字配置など“本質的なデザインのセンス”が身につきます。

MUUUUU.ORG

特徴

  • 色彩設計・余白の取り方がとても参考になる
  • 洗練されたデザインが多い
  • トレンドを掴みやすい構成

こんな人におすすめ

  • デザイン力を底上げしたい
  • トレンド感のあるバナーを作りたい
  • UI/UX視点も学びたい

2. バナー作りに役立つ素材サイト5選(写真・イラスト・アイコン・テンプレート)

インスタ バナー広告で成果を出すうえで「素材の質」は想像以上に重要です。
検索上位の記事でも、高品質な写真・アイコン・イラストを使うだけでCTRが大幅に変わるという点が繰り返し紹介されています。

インスタは視覚勝負のメディアなので、世界観の統一やクオリティの高さがそのまま広告効果につながります。
ここでは、実際の広告運用担当者やデザイナーが愛用している“本当に使える素材サイト”だけを厳選しました。

1. Unsplash(高クオリティな無料写真)

Unsplashは、世界中のフォトグラファーが提供する無料で使える高解像度写真が特徴です。
特にインスタ広告に向いているのは、圧倒的な“海外風の高品質ビジュアル”。
上位サイトでも「広告の世界観づくりに最適」と高く評価されています。

Unsplash

おすすめポイント

  • 完全無料
  • 自然光・ミニマル構図・シネマティック写真が多い
  • D2Cブランドの雰囲気にも合わせやすい

向いている用途

  • コスメ、アパレル、ライフスタイル商材
  • 写真メインの広告クリエイティブ
  • 質の高いイメージカットが欲しいとき

2. PIXTA(日本向けの人物・シーン素材が豊富)

PIXTAは、有料ストックフォトの定番。
特に日本人モデルのバリエーションが多いため、国内向けインスタ広告には最適です。

PIXTA

おすすめポイント

  • 日本人の生活シーン・職業別素材が圧倒的
  • “広告っぽさの少ない自然な写真”が多い
  • 商用利用で安心(企業が最も利用している素材サイトの一つ)

向いている用途

  • 教育・美容・人材サービス・士業・医療など
  • 日本市場をターゲットにした広告全般
  • 権利関係をしっかりクリアしたい場合

3. illustrations/unDraw(モダンな線画イラスト)

最近のインスタ バナー広告では「線画イラスト」を背景に組み合わせたデザインが人気。
上位サイトでも、“テキストを引き立てて離脱を防ぐ視覚要素”として紹介されています。

illustrations/unDraw

おすすめポイント

  • 商用利用OK
  • 単色・ミニマル・フラットデザインでどんな広告にも合う
  • ブランディングを崩さずにアクセントだけ加えられる

向いている用途

  • BtoB系の持つ“固さ”を柔らかくしたい
  • 余白が多めのデザインにアクセントをつけたい
  • テキスト主体の広告

4. Iconfinder/Material Icons(アイコン素材)

バナー広告でクリック率を上げるためには、
「矢印・チェック・吹き出し」などの記号が非常に効果的です。
検索上位でも「アイコンは情報理解を速くする」と推奨されています。

Iconfinder
Material Icons

おすすめポイント

  • ベクター形式で劣化しない
  • シンプルでインスタ広告に馴染みやすい
  • UI/UX系のアイコンも揃っている

向いている用途

  • 訴求ポイントを箇条書きで見せたいとき
  • 「限定・初回無料・30日間0円」などを目立たせたいとき
  • CTA要素(→、▶︎、✓)を配置して誘導力を上げたい場合

3. インスタバナー広告とは? — 定義と最新トレンド

インスタバナー広告とは、Instagramのフィード・ストーリーズ・リールなどに表示される画像中心の広告のことです。ユーザーの視線は一瞬しか止まらないため、「数秒で伝わるデザイン」が成果を左右します。ここでは基本構成と最新トレンドを整理します。

インスタバナー広告の基本パーツ

インスタ広告では、以下の構成が“勝ちパターン”として定着しています。

  • メインビジュアル: 商品・人物・世界観
  • メインコピー: 訴求の核(3〜7文字が最適)
  • サブコピー: 補足情報
  • ブランド要素: ロゴ・カラー
  • CTA: 「今すぐチェック」などの行動導線

ポイント:

  • 情報の詰め込みすぎを避ける
  • 余白を確保し、視認性を上げる

最新トレンドと特徴

トレンド① 自然な投稿風デザイン

  • 色味を自然に調整
  • テキストを最小限に
  • 日常シーン・自然光の写真を使用
    広告と気づかれにくくCTRが上がる

トレンド② 縦型クリエイティブの優位性

  • リール・ストーリーズ利用の増加
  • 画面占有率が高く没入感がある
    スクロール中にスルーされにくい

トレンド③ シンプル構成が主流


文字は3行以内
色数は2〜3色
1秒で理解できるレイアウト
視認性が高く、クリックされやすい

トレンド④ UGC(投稿風)デザインの増加


自然光・生活感のある写真
手書き風コメント
信頼感が生まれCTR向上に効果的

トレンド⑤ ベネフィット訴求の強化


「3日で改善」「初回980円」など数字を用いる
Before/Afterの視覚検証が増加
短時間で価値が伝わる

4. なぜインスタでバナー広告を出すべきか?6つのメリット

インスタ バナー広告は、他のSNS広告と比べても「視覚的訴求力」「購買行動への影響力」が非常に大きい媒体です。
検索上位10サイトでも共通して、次の 6つのメリット が挙げられていました。

メリット期待できる効果特に相性のよい商材
視覚的訴求力が強いスクロールを止めやすい美容・アパレル
ターゲティング精度が高い無駄クリック削減サービス系・教育
世界観を見せられるブランド力向上D2C全般
広告が嫌がられにくいCTRが高い傾向若年層向け商材
投稿と連動しやすい検討〜購入を促進全カテゴリー共通
少額スタート可能PDCAが早い小規模ビジネス

7. インスタバナーの作り方|デザインとコピーで成果を出す実践ポイント

Instagramは「ぱっと見の第一印象」で反応率がほぼ決まります。
そのため、上位10サイトでも共通して 「デザインの型」×「コピーの型」=成果 と説明されています。
ここでは、初心者でも“勝てる広告の型”を再現できるよう、実践的な作り方を整理します。

1 構成レイアウトの型を決める(バナーの設計図)

インスタ広告はレイアウトの型を決めると、仕上がりが一気に良くなります。

代表的なレイアウト

レイアウト名特徴向いている広告
写真+太見出し写真の上に短い訴求文コスメ・食品・アパレル
左右分割レイアウト左に文字、右に写真サービス・解決系広告
投稿風ミニマル全面写真+最小限の文字“広告感ゼロ”で魅せたい場合

選ぶ基準

  • 商品の魅力を見せたい → 写真主体
  • ベネフィットを伝えたい → 左右分割
  • 広告臭を消したい → 投稿風

2 写真・ビジュアルで“世界観”をつくる

インスタは写真勝負。
上位サイトも「写真の質=CTRの高さ」と説明しています。

良い写真の特徴

  • 自然光で明るい
  • 世界観が統一されている
  • 色味がナチュラル
  • 無駄な背景が少ない
  • 被写体がはっきりしている

避けるべき写真

  • 画質が悪い
  • ノイズが多い
  • 背景が散らかっている
  • 色が不自然
  • 加工しすぎ

3 配色は“2〜3色”に抑える(スマホ視認性が上がる)

スマホで見るInstagramでは、色を多く使うほど読みにくくなります。

おすすめの配色

  • 白 × 黒 × 差し色
  • ベージュ × 黒
  • モノトーン中心

避けたい配色

  • 彩度の高い原色の多用
  • カラフルでまとまりがない
  • 背景と文字が同化して読めない

4 メインコピーは“短く強く”伝える

インスタ広告では、ユーザーが広告を見る時間は1秒未満
だからこそ 3〜7文字 の短いメッセージが勝ちます。

強いコピーの例

  • 「初回980円」
  • 「毛穴ゼロへ」
  • 「1日3分」
  • 「40代の肌に」

NGコピー

  • 長い文章
  • 結局何が言いたいか不明
  • 抽象的で理解しづらい

5 メインコピー+サブコピーの黄金バランス

メインコピーは「結論」、サブコピーは「理由」を伝える役割。

理想の構成

項目内容
メインコピー最も伝えたいこと(3〜7文字)
サブコピー理由・補足(10〜20文字)
CTA行動を促す一言

  • メイン:初回980円
  • サブ:今だけ60%OFF
  • CTA:今すぐチェック

6 視線の流れを意識した配置にする

人の視線は
左上 → 中央 → 右下 の順に動くと言われています。

おすすめ配置

  • メインコピー:左上 or 中央
  • 写真:右側 or 全面
  • CTA:右下

注意点

  • スマホで文字が切れないか必ず確認
  • 中央付近に最重要情報を置く
  • 情報を詰め込みすぎない

7 情報は “削るほうが強い”

インスタ広告で成果が悪いクリエイティブは共通して
情報が多すぎる・文字が多い 傾向があります。

削るべきもの

  • 3行以上の文章
  • 装飾の多い背景
  • 説明文の羅列
  • 色の多用

残すべきもの

  • メインコピー
  • サブコピー(最小限)
  • 写真
  • CTA

“引き算のデザイン”がインスタの鉄則。

8 バナー制作の「すぐ使える」テンプレート

検索上位10サイトを統合すると
初心者でも成果が出しやすいテンプレは3つ。

テンプレ1:写真メイン+短いコピー

  • 大きな写真
  • 左上に太文字のメインコピー
  • 下部にサブコピー
  • 右下にCTA

テンプレ2:左右分割デザイン

  • 左:コピー
  • 右:商品・人物
  • 色数は3色以内

テンプレ3:投稿風ミニマル

  • 全面写真
  • メインコピーだけ
  • ブランドロゴ小さめ

5 インスタ広告バナーの表示フォーマットと掲載面(フィード/ストーリーズ/リール)

Instagram広告は、掲載面によって最適なサイズやデザイン要件が大きく異なります。ここでは3つの主要掲載面を比較しながら整理します。

掲載面ごとのサイズ・特徴まとめ

掲載面推奨サイズ比率特徴向いている訴求
フィード1:1(1080×1080)
4:5(1080×1350)
投稿に自然に馴染む。視覚的に落ち着いた構成が効果的商品訴求・ブランド世界観
ストーリーズ9:16(1080×1920)画面全体に表示。縦型で没入感が強い。テキストは大きめクーポン・限定オファー・縦長ビジュアル
リール9:16(1080×1920)動画中心の面。静止画も可だが動きがある方が有利Before/After・短尺動画訴求

掲載面ごとのデザインのコツ


フィード:投稿風にする/余白を残す/写真の世界観を強調
ストーリーズ:文字を大きく/縦型構図を活かす/CTAは下部へ
リール:視線を惹きつける最初の1秒/動画併用が理想


重要ポイント


Instagramは 縦型(9:16)が主流化
最適サイズを守らないと 自動トリミングで情報が欠ける
掲載面の特性に合わせて コピー量・写真構図を変える ことが成果に直結

6. 成果を出すための必須サイズと仕様ガイドライン

インスタ バナー広告は「どんなサイズで作るか」「どんな仕様にするか」で成果が大きく変わります。
検索上位10サイトの情報を統合すると、バナー制作で特に重要なのは次の3つ。

  • サイズ(アスペクト比)
  • データ容量・形式
  • デザインに関するMeta公式ガイドライン

Instagramは完全に“スマホで縦に見る”前提のSNSなので、
サイズを最適化するだけで CTRが10〜30%改善するケース があるほど重要です。

◆ インスタ広告の推奨サイズ(標準)

特に使われる頻度の高いサイズを表でまとめるね。

インスタ広告の画像サイズ早見表

掲載面推奨サイズアスペクト比効果・特徴
フィード(正方形)1080×10801:1投稿に自然に馴染む / 初心者向け
フィード(縦長)1080×13504:5最も面積が大きく効果的
ストーリーズ1080×19209:16画面をフルに使える
リール1080×19209:16動画・縦型静止画が強い

まず作るべきは「4:5(1080×1350)」
→ 最も表示面積が広く、慣れていないユーザーでもスクロールを止めやすいため。

◆ 仕様ガイドラインまとめ

項目基準理由
アスペクト比1:1 / 4:5 / 9:16配置面で最適を選ぶ
解像度1080px推奨画質劣化を防ぐ
形式JPG / PNG表示品質が安定
テキスト割合〜30%以内見やすさ & 最適配信のため
色数2〜3色ゴチャつきを避ける
容量30MB以下(推奨1〜3MB)表示遅延を防ぐ

8. 金額・費用相場は?インスタバナー広告の出稿コストと運用費用

インスタ バナー広告の費用は
「広告費(配信コスト)+ クリエイティブ制作費」
の2つで決まります。

検索上位10サイトの傾向をまとめると、
SNS広告の中では“少額で始めやすく、費用調整しやすい”のがインスタ広告の特徴です。

1 広告費(出稿コスト)の相場

Instagramの広告費は
1日300〜500円から出稿可能 です。

広告費は「オークション形式(入札制)」のため固定金額ではありませんが、
一般的な料金は次のとおり。

Instagram広告の費用目安(相場)

項目相場
1クリックあたり(CPC)30〜150円
1,000回表示あたり(CPM)300〜1,200円
月の広告費の目安3〜30万円が一般的

※商材・ターゲット・季節で変動します

ポイント

  • 美容・コスメは単価が上がりやすい
  • 地域訴求は比較的安い
  • 若年層ターゲティングはCPMが低め

2 テスト配信に必要な予算の目安

たとえばABテストをする場合でも
1つのクリエイティブにつき1,000円〜3,000円程度で十分です。

例:最小構成でテストする場合

内容必要金額
バナー3種類でテスト3,000円〜1万円
バナー5種類でテスト5,000円〜1.5万円

“広告費が高いから試せない…”
という心配はほぼ不要の媒体です。

3 バナー制作費(クリエイティブ制作費)の相場

検索上位10サイトでも特に差が出るのが制作費。
バナー制作は 依頼先によって金額が大きく異なります。

バナー制作費の一般相場

依頼先料金目安特徴
フリーランス3,000〜10,000円/点安い・スピード早い
デザイン会社10,000〜30,000円/点質が安定・修正丁寧
広告代理店20,000〜50,000円/点戦略込み・高品質

制作費が高くなるケース

  • モデル撮影が必要
  • 複雑なレタッチ
  • キャンペーン用で大量制作
  • 動画もセットで依頼

4 月間の運用費(代理店 or 外注)の相場

広告運用まで任せる場合は
広告費とは別に “運用代行費” がかかります。

運用代行費の目安

運用費の方式相場内容
月額固定3〜10万円設定・分析・レポート
広告費の20%広告費20%一般的な運用方式
初期費用0〜3万円設定費

(例)広告費10万円で運用費20% → 2万円

5 結局、いくらぐらい必要?(モデルケース)

ケース①:最小金額でとりあえず試したい

  • バナー:CANVAで自作(0円)
  • 広告費:5,000円
    合計:5,000円〜1万円以内

ケース②:バナーを外注してしっかりテストしたい

  • バナー外注:1点5,000円 × 3点 = 15,000円
  • 広告費:2万円
    合計:3.5万円前後

ケース③:運用代行まで任せて月に回したい

  • バナー:3点 15,000〜40,000円
  • 広告費:10万円
  • 運用費:2万円
    合計:12〜15万円前後

6 少額でも成果を出すための“コツ”

検索上位も共通して強調しているのは
「広告費よりもバナーの出来が成果を左右する」 という点。

少額で始めるなら、まずは…

  • バナーを3〜5種類作ってABテスト
  • ターゲティングより“クリエイティブ改善”を優先
  • 配信後24〜48時間はデータを見るだけ(慌てて止めない)
  • CPCが高くても結果を見るまで様子を見る

インスタは クリエイティブ差でCTRが3倍以上変わることも普通 の媒体です。

9. 成果指標(KPI)と効果測定の方法:CTR・CVRの見方

インスタ バナー広告は、配信しただけでは成果が分かりません。
重要なのは “どの数字を見るべきか” という点。
検索上位10サイトでも、Instagram広告で追うべき指標はほぼ共通していました。

ここでは初心者でも迷わないように、
チェックすべきKPI(重要指標)をわかりやすく整理します。

1 まず最低限おさえるべき5つの指標

Instagram広告では、以下の5つの数字が基準になります。

指標説明どんな意味を持つ?
CTR(クリック率)広告を見た人のうちクリックした割合興味を持たれたか
CPC(クリック単価)1クリックにかかった広告費安くアクセスできているか
CVR(成約率)クリック後に成約(購入・申込)した割合LP(遷移先)の質
CPA(獲得単価)1件の成約にかかった広告費最終的な費用対効果
CPM(1,000回表示単価)1000回表示にいくらかかったかオークション状況

2 まず最初に見るべきは「CTR(クリック率)」

インスタ バナー広告の成果を左右する最大の指標は CTR
なぜなら、いくらLPが良くても
クリックされなければ何も始まらない からです。

CTRの目安(相場)

  • 0.5%以上 → OK
  • 1%以上 → 良い
  • 1.5〜3%以上 → 優秀(業界トップクラス)

CTRが低い場合は、原因はほぼ クリエイティブ(バナー) にあります。

CTRが低いときの改善ポイント

  • 写真を変える
  • メインコピーを短く・強く
  • 配色をシンプルに
  • レイアウトを左右分割に変更
  • 余白を増やす

3 CPC(クリック単価)は30〜150円が一般的

CTRが高くても、CPCが高すぎると結果的に費用がかさみます。

CPCの一般相場

  • 30〜100円:理想的
  • 100〜150円:普通
  • 150円以上:高い(要改善)

CPCが高い場合は、

  • ターゲティングが狭すぎる
  • 競合の多い時期(美容、12月など)
    なども影響します。

4 CVR(成約率)はLPの質と相性で決まる

CVRは バナーではなくLP側の評価 です。

CVRの平均目安(サービス系)

  • 1〜3%:普通
  • 3〜8%:良い
  • 10%〜:非常に良い(相性◎)

CTRが高くてもCVRが低い場合は、

  • LPとバナーのメッセージがズレている
  • LPが読みにくい
  • スマホ最適化が甘い
    が主な原因です。

5 CPA(獲得単価)で最終的な採算を見る

広告の最終目標はCPA。
広告の利益が出ているかどうかは、ここで判断します。

CPAの考え方

  • CPA < 利益 → 回すほど儲かる
  • CPA > 利益 → 改善 or 停止すべき

CPAは
CTR × CVR × CPC
の総合結果で決まるため、
ひとつの指標だけでは判断できません。

6 指標改善の優先順位(迷ったらこれ)

検索上位10サイトでも一致している“改善の優先順位”はこれ。

① CTR(クリック率)

→ ここが悪いと話にならない。
バナー改善が最優先。

② CVR(成約率)

→ LP改善や訴求の見直し。

③ CPC(クリック単価)

→ CTR改善orターゲティング改善。

④ CPA(獲得単価)

→ 最終判断の数字。

⑤ CPM(1,000回表示単価)

→ オークション状況の参考値。

7 チェックしやすい指標早見表

指標良い普通悪い
CTR1%〜0.5%〜1%0.5%未満
CPC50〜100円100〜150円150円〜
CVR5%〜1〜5%1%未満
CPA商材利益内利益を超える
CPM300〜800円800〜1200円1200円以上

10. 実際の事例紹介:効果が出たインスタバナー広告3選

ここでは、検索上位記事でも頻繁に取り上げられる 「よくある勝ちパターン」 をベースに、
成果が出やすい3つのバナーデザイン例を紹介します。

実際の企業名は出せませんが、
多くの広告代理店やクリエイティブ事例サイトが紹介している
反応が取れる構成=再現性の高いパターン だけをまとめました。

1 シンプルな“写真×短いコピー”パターン(CTRが高い)

このタイプは インスタ広告の王道 といえる構成で、
美容・食品・アパレルなど多くの業界で高いCTRを記録しています。

バナー例

構成の特徴

  • 写真がメイン(世界観が伝わる)
  • メインコピーは3〜7文字
  • サブコピーは最小限
  • CTAは小さめ
  • 配色は2〜3色に統一

なぜ成果が出るのか?

  • 写真の印象だけで魅力が伝わる
  • 投稿風なので“広告臭”がほぼない
  • 情報量が少ないため、1秒で理解できる
  • スクロールを止めやすい

再現するときのポイント

  • 写真の質を最優先
  • コピーはとにかく短く
  • 余白を広くとる

2 ベネフィット訴求が強い「左右分割」パターン(CVRが高い)

左にコピー、右に写真(または逆)の“左右分割レイアウト”は
サービス系広告で高いCVRを出しやすいパターン。

バナー例

構成の特徴

  • 左:メインコピー(太字)
  • 左:サブコピー(理由)
  • 右:商品 or 人物
  • 色数は2〜3色
  • 余白をしっかり確保

なぜ成果が出るのか?

  • 視線が左→右に自然に流れる(理解しやすい)
  • コピーを読みやすい位置にまとめられる
  • 具体的な数字が入ると説得力が増す
  • LPの内容と連動させやすい

再現ポイント

  • 左側の情報は“詰めすぎない”
  • 写真の明るさ・色味を整える
  • CTAは控えめでOK

3 Before / After で比較するパターン(説得力が強い)

化粧品・ダイエット・ホームケア商材で非常に強いのが
Before / After を並べるパターン

バナー例

構成の特徴

  • Before → After の写真を左右または上下に配置
  • メインコピーは数字や効果
  • サブコピーで補足
  • 背景は白 or ベージュでシンプルに

なぜ成果が出るのか?

  • 効果が“視覚で理解できる”
  • 1秒以内に価値が伝わる
  • 写真だけで信頼性が高まる
  • LPに誘導しやすい

再現ポイント

  • Before / After の差が明確に見える写真を使う
  • 誇張しすぎない演出(自然光+シンプル構図)
  • メインコピーに“数字”を入れる

事例別:成果の傾向まとめ

事例タイプCTRCVR向いている商材特徴
写真×短いコピー美容・アパレル・食品投稿風・世界観重視
左右分割(ベネフィット)サービス・教育・BtoB読みやすくCVRが高い
Before / After美容・ヘルスケア効果を直感的に伝える

12. バナー広告だけじゃない!外注・クリエイティブ依頼のメリット

インスタのバナー広告は自社で制作できますが、状況によっては外注を活用する方が効率的な場合があります。
特に、広告運用を継続的に行う企業や、短期間で成果を出したい場合は、プロのクリエイターや広告運用者を活用することで、制作の質と運用成果を安定させやすくなります。

この章では、外注によって得られる主要なメリットを整理します。インスタ広告バナーの表示フォーマットと掲載面(フィード/ストーリーズ/リール)

項目社内制作外注クリエイティブ
仕上がりの安定性担当者次第で変動常に一定水準以上
制作スピード時間がかかりやすい短納期対応が可能
デザイン品質ノウハウが必要プロ品質を確保
広告改善の視点なし or 少ないデータ基づく提案が可能
メンバーの負荷高くなりやすい大幅に削減できる
月額コスト低く抑えられるプラスで必要

13. 今日から活かせる!インスタバナー制作の実践まとめ

インスタ バナー広告で成果を出すためには、デザインだけでなく、掲載面ごとの最適化、コピー、配色、写真選び、そして運用時の数値分析まで、複数の要素を一貫して整えることが重要です。

特にCTRとCVRは成果に直結する指標であり、メインコピーの短さや写真の世界観は大きな影響を与えます。

バナー制作では情報を詰め込みすぎず、2〜3色でシンプルにまとめ、1秒で内容が伝わる構成を目指すことがポイントです。
さらに複数のクリエイティブをテストし、改善を重ねていくことで、小さな予算でも大きな効果を生み出せます。インスタ広告は「作りながら育てる媒体」であり、継続的な検証が成果への近道となります。

バナー制作

バナー

山本麻貴のプロフィール画像

山本 麻貴

SEOディレクター

SEO戦略の専門家。検索意図に沿ったコンテンツ設計とサイト改善を得意とし、実践的なSEO対策で多数の上位表示実績あり。
企業の検索流入最大化を支援。

CONTACT

サービス導入に関するお申込み、お問い合わせは
下記よりお気軽にご相談ください。

クリエイティブ制作・広告運用・SEO対策で
お困りなら定額デザインオフィス

お問い合わせ