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バナー広告とは?仕組み・種類・費用・メリットまで初心者向けに徹底解説

2026.01.19

バナー

Web広告を調べているとよく目にする「バナー広告」。
ただ実際に調べてみると

「どこに表示される広告なの?」
「費用はいくらぐらい?」
「成果は出るの?」
「初心者でも出稿できるの?」

と、意外と分からないことが多く、導入までのハードルを感じる方は少なくありません。

そこで本記事では、初心者が最初につまづきやすいポイントを整理しながら、バナー広告の仕組み・種類・費用・メリットをまとめて解説します。実際の運用で重視される効果測定の方法や改善の考え方まで扱うため、導入検討の材料として活用いただけます。

バナー制作

バナー広告とは?


バナー広告とは、Webサイトやアプリ内に画像や動画の形で表示される広告のことです。
四角い画像で配置されることが多く、英語では Banner Ads と呼ばれます(バナー 広告 英語)。

バナー広告の例
✔ ニュースサイトを見ていたら途中に出てきた画像広告
✔ スマホアプリに表示される四角い広告
✔ Instagramのフィードに紛れている画像広告
✔ YouTubeの関連欄に表示されるバナー
こういった広告全般がバナー広告の仲間です。

何が表示されるのか

バナー広告に入る情報は一般的にこういった要素です👇

  • 商品写真
  • サービス説明
  • キャッチコピー
  • 価格や割引
  • 口コミや実績
  • ロゴ

視覚情報で判断されるため、説明よりもひと目で伝わることが大切です。

バナー広告は何のために使う?

バナー広告は「認知から検討まで」幅広く使える広告です。
用途としては以下が多いです。

✔ サービスや商品の認知拡大
✔ 資料請求・会員登録・予約・DLの促進
✔ イベント・キャンペーンの告知
✔ 商品のブランドイメージ訴求
✔ Webサイトへの流入誘導(LP誘導)

EC・SaaS・店舗ビジネス・美容・教育・アプリなど幅広い業界で利用されています。

バナー広告はどこに表示される?

この章では、バナー広告が実際にどの媒体・面に表示されるのかを整理します。バナー広告は表示できる場所が広く、媒体選定によって接触するユーザーの属性や意図、購買行動の段階が変わります。媒体を理解することは、広告の成果を左右する重要な要素です。

Webサイト上の広告枠

ニュースサイト、業界メディア、ブログ、Q&Aサイト、まとめサイトなど、Webサイトの広告枠に表示されます。特にニュース系は滞在時間が長く、コンテンツの流れの中で自然に接触できるため認知に向きます。
配置は媒体によって異なり、記事の途中・サイドバー・記事末・トップページ・フッターなどに用意されています。媒体側が枠を持つため、広告クリエイティブは枠サイズに合わせて制作する必要があります。

アプリ内の広告面

スマートフォンアプリには広告用のビューが用意されており、アプリ内行動の途中で表示されます。ニュース、天気、ゲーム、マンガ、地図、ツール系など幅広い分野に広告面が存在し、日常的な接触が期待できます。
アプリは表示サイズが小さく、1〜2秒以内で判断されるため、視認性と情報の絞り込みが成果に影響します。

SNSの広告枠

Instagram、Facebook、X、TikTok、Pinterest、LINEなどのSNSには、フィード・ストーリーズ・リール・インフィードなど複数の広告面が存在します。
SNSでは広告がコンテンツと同じ流れで表示されるため“広告として見られる”のではなく“コンテンツと競合する”環境になります。このため世界観やベネフィットの表現が作用しやすく、EC・美容・教育・アプリなどでは成果が出やすい傾向があります。

動画プラットフォームの周辺枠

YouTubeなどの動画プラットフォームでは、動画の再生画面周辺に画像バナーが表示されます。動画とセットで接触するため、ブランドや利用シーンの認知に強く、比較検討段階の前に接触することができます。動画広告だけでは成果が出ない場合に併用されることも多いです。

純広告やタイアップ枠

新聞社や大手ポータルの特集枠や記事タイアップ内にバナーが配置されるケースもあります。費用は高くなる傾向にありますが、ブランド形成や信頼性の担保という意味で有効に働く場合があります。

バナー広告の種類

この章では、バナー広告の種類を初心者でも理解しやすいように整理します。同じバナーでも、表示される場所や形式によって役割が変わります。ここでは代表的な種類を媒体別に紹介します。

① ディスプレイ(Webサイト)型

ニュースサイトやブログ、Q&Aサイトなど、Webサイトの広告枠に表示される形式です。
GoogleのGDN(Google Display Network)やYahoo!広告で利用される形式が有名です。

特徴

  • 認知や興味段階の接触に向いている
  • 媒体側の枠サイズに合わせる必要がある
  • リターゲティングと相性が良い

表示される場所の例

  • 記事の途中
  • サイドバー
  • フッター
  • トップページ

向いている業界
EC、教育、美容、アプリ、SaaSなど

② SNSフィード型

Instagram、Facebook、X(旧Twitter)、TikTok、PinterestなどのSNSのフィード面に表示される形式です。

特徴

  • 広告としてではなく“コンテンツと並ぶ”
  • 世界観・写真・テキストの相性が重要
  • 反応が出やすくCPAが安くなることもある

向いてる用途

  • EC(ファッション、美容、食品など)
  • アプリDL
  • 問い合わせ・資料請求
  • 認知+指名検索の増加

制作面での注意
縦型・正方形・横長が混在するためサイズ展開が必要

③ ストーリーズ/縦型全画面型

Instagram、TikTok、YouTube、LINEなどで増えている縦型全画面形式です。

特徴

  • 没入性が高く視認されやすい
  • 動画と静止画の両方が利用可能
  • 表示秒数が短いため情報の絞り込みが重要

強いケース

  • アプリDL
  • ECの訴求
  • ショートキャンペーン
  • ブランド表現

④ アプリ内バナー

天気アプリ、ゲーム、マンガ、ニュースなどスマホアプリの中で利用される形式です。

特徴

  • 接触頻度が高い
  • 画面が小さいためテキストは最小限
  • データ取得ができる場合が多い

強い接触タイミング

  • 隙間時間
  • 移動時間
  • 休憩中

⑤ 動画周辺型(YouTubeなど)

YouTubeなどの動画プラットフォームでは、動画広告とは別にバナー広告が設置されていることがあります。

特徴

  • 動画視聴の集中状態で接触する
  • ブランド訴求と相性が良い
  • リマーケティングとしても成立する

⑥ リターゲティングバナー

一度サイトに訪れたユーザーに対して表示される形式です。
形状は他と同じですが、ターゲットが異なるため目的も異なります。

特徴

  • CVへの距離が短い
  • 問い合わせや購入に繋がりやすい
  • 相性の悪い業界が少ない

制作のポイント
訴求は比較・検討の後押し(例:送料無料、資料DL、実績、口コミ)

⑦ 動的バナー(DPAなど)

ECやアプリなどで、ユーザーが閲覧した商品や類似商品を自動で表示する形式です。

特徴

  • 自動生成される
  • 商品点数が多い場合に相性が良い
  • 人力では難しい最適化が可能

代表例
Meta DPA、Google動的リマーケティング など

バナー広告の代表サイズ一覧(用途別まとめ表)

種類(用途)比率代表サイズ(px)主な媒体特徴・向いている用途
正方形バナー1:11080×1080 / 1200×1200Instagram / Facebook / X / GDN汎用性が高い。SNS・ディスプレイどちらでも使える。商品訴求・認知の両方に最適。
中型レクタングル4:3300×250(MR) / 336×280Google / Yahoo! / Webメディア最も使われる枠。CTRが高く、記事中・サイドバーなどで視認性が高い。
横長(ヘッダー型)4:1〜3:1728×90 / 970×90 / 468×60Webサイト / GDN記事上・トップページの目立つ位置に表示。認知向け。
スマホ横長(アプリ)6:1前後320×50 / 320×100アプリ広告(ゲーム/天気/マンガ)小さな画面用。情報は最小限。アイコン訴求が強い。
縦型全画面(ストーリーズ)9:161080×1920Instagramストーリーズ / TikTok / YouTubeショート没入感が高い。世界観・動画訴求と相性◎。
大型レクタングル5:4〜4:3600×500 / 640×360GDN / 一部メディア情報量を載せやすく、比較・検討段階の訴求に向く。
レスポンシブバナー可変正方形+横長+テキストGoogle(RSA)媒体側が自動調整。配信効率が高く、初心者でも扱いやすい。
動画型バナー16:9 / 1:1 / 9:161080×1080 / 1280×720 / 1080×1920SNS / YouTube周辺面動画の動きで視認性を上げる。EC・美容・サービスで強い。
アプリ内バナー(小型)横長・細長300×50 / 320×50ゲーム/ツールアプリ隙間時間での接触が多く、日常的に目に入りやすい。
リターゲティング用バナー媒体に準拠各サイズGDN / SNS / アプリ比較・検討段階に強い。資料請求・CVに繋がりやすい。

バナー広告の料金と課金方式


バナー広告の料金は配信方法で決まるため一律ではありません。
代表的な方式は以下です👇

① CPM(表示課金)
表示回数に応じて課金
→ 1,000回表示あたりの料金
例:CPM=120円
10,000回表示で1,200円

② CPC(クリック課金)
クリックされた分だけ課金
→ LP誘導に向く方式

③ CPA(成果課金)
資料請求/アプリDL/予約など
成果に応じて課金

④ 純広告(固定費)
媒体を期間で買い切る方式
例:Yahooのトップ面など
→ 認知やキャンペーン向け

バナー広告の費用感(相場と費用構造)

バナー広告の費用は「配信にかかる広告費」と「制作にかかるデザイン費」で構成されます。さらに運用代行や改善を含める場合は追加費用が発生します。ここでは、一般的なケースで必要になる費用を内訳ごとに整理します。

① 広告費(配信費)

広告費は媒体に支払う費用で、1クリック単価(CPC)や1,000回表示単価(CPM)で決まります。

おおよその相場は以下です。

媒体単価帯の目安コメント
Google/Yahoo ディスプレイCPM 200〜800円配信面が多く費用調整しやすい
Meta(Instagram/Facebook)CPM 300〜1,200円EC領域では成果に繋がりやすい
TikTok広告CPM 300〜1,200円動画と相性が強い
YouTube周辺面CPM 200〜700円認知・興味に向く
アプリ広告CPM 100〜600円隙間時間の接触で安定

※領域(美容/教育/SaaS/EC)で差があります
※業界単価はBtoBの方が高くなる傾向

初めて広告を出す場合、最低10〜50万円/月程度から始めるケースが多いです。

② 制作費(デザイン費)

制作費は依頼先によって差がありますが、単発制作の相場は以下です。

依頼先1枚あたり相場備考
フリーランス5,000〜25,000円スキル差が大きい
制作会社20,000〜50,000円品質が安定しやすい
広告代理店30,000〜80,000円運用前提の制作が多い
定額制制作サービス月額30,000〜150,000円検証向き、枚数を確保可能

制作費は枚数依存になるため、改善前提で制作する場合は単発より定額の方がコストを抑えられるケースが多いです。

③ 運用費(改善・調整費)

広告費とは別に、代理店に運用を依頼する場合は手数料が発生します。

相場は以下のいずれかです。

  • 広告費の20%前後
  • 固定費制(10〜40万円/月)
  • 固定+手数料の複合型

運用費が発生する理由は

  • 媒体最適化
  • ターゲティング調整
  • クリエイティブ検証
  • レポーティング

といった改善工程があるためです。

④ 全体構造から見た現実的な費用感


実務では費用はこの形で積み上がります。

広告費 + 運用費(任意) + 制作費 + LP改善(任意)
初期構築で多い組み合わせは以下です。

EC/美容/アプリなどBtoC系
→ 10〜50万円/月(広告費)+制作+改善

SaaS/教育/BtoB
→ 単価が高いためCPA上昇、CVRが鍵

⑤ 一番誤解されやすいポイント


初心者が最も誤解しやすいのは
広告費だけあれば広告が出せる
という認識です。
実際には
広告費より制作費と改善費の方が成果に影響する
ケースが非常に多いです。特にバナー広告は改善しないと成果が出づらく、1枚制作で終えると“説明”で止まり“最適化”に入れません。

⑥ 制作コストを抑える方法

制作費を下げるのではなく
改善コストを合理化する方法があります。

代表例は

✔ 定額制で制作を確保
✔ サイズ展開をテンプレ化
✔ 訴求軸を事前に整理
✔ 代理店と制作を分業
✔ LPは別チームで回す

ここは広告ではよくあるやり方です。

バナー広告の仕組み

この章では、バナー広告がどのように配信され、どのように成果につながるのかを簡潔に整理します。バナー広告は単に画像を表示する仕組みではなく、媒体側の入札や最適化が働くため、成果を出すには仕組みの理解が必要です。

① 表示される仕組み(配信と入札)

バナー広告は、広告主が媒体に入札することで広告枠に配信されます。
入札は金額だけでなく、広告の品質やユーザーとの関連性も評価対象になるため、高い金額を出せば必ず表示されるわけではありません。

媒体側は

  • いくら払うか(入札)
  • 誰に見せるか(ターゲティング)
  • どこで見せるか(掲載面)

を総合的に判断して配信します。
代表的な課金方式にはCPM(表示課金)やCPC(クリック課金)があります。

② ユーザーに届く仕組み(ターゲティングと最適化)

媒体はユーザーの興味や行動データをもとに広告を最適化します。
SNSでは趣味嗜好やフォロー傾向、ディスプレイ広告では閲覧サイトや行動履歴などが使われます。

特にバナー広告は認知〜興味フェーズの接触が多く、リターゲティング機能を使うことで、比較・検討フェーズにも接続できます。広告の成果は媒体の最適化によって改善されるため、継続的な配信が前提になることが特徴です。

③ 成果につながる仕組み(遷移と改善)

バナー広告はCV(購入・資料請求など)を直接取る広告ではなく、ユーザーをLP(ランディングページ)やアプリストアに遷移させる役割を担います。最終成果はLPの設計や商品・サービスの条件によって大きく変わるため、バナーのみで成果を判断することはできません。

また、広告は改善によって成果に近づく媒体であるため、訴求やデザインを複数パターンで検証し、媒体側の最適化と合わせて継続的に調整することが成果に繋がります。

ターゲティングは媒体側で最適化されている

バナー広告は、広告主が「誰に見せるか」を細かく設定しなくても、媒体側が持つユーザーデータを利用して、自動で最適な相手に届ける仕組みが進んでいます。これを媒体最適化と言い、昔のように“年齢・性別・地域”だけでセグメントする時代ではありません。

媒体はどんなデータを使っているのか

媒体はユーザーの行動データを大量に持っています。代表的なものは以下です。

  • 閲覧履歴(どんなサイトを見たか)
  • 検索履歴(何を調べたか)
  • 購入履歴(何を買ったか)
  • 関心領域(フォローやいいねの傾向)
  • 表示履歴(どんな広告を見たか)
  • アプリ使用履歴
  • 動画視聴履歴
  • 地理情報
  • デバイス情報

SNSでは“興味・関心”や“行動パターン”が強く、
ディスプレイ広告では“閲覧・購買”が多く使われます。

配信はオークションで決まる

バナー広告は、広告主がお金を払って枠を買い取る方式ではなく、媒体側のオークションによってどの広告が表示されるかが決まります。オークションと言っても「金額の高い広告主が勝つ」という単純な仕組みではありません。媒体はユーザーにとって価値のある広告を表示したいと考えているため、金額だけでなく広告の品質も評価に含まれます。

オークションの評価要素は“金額+品質”

媒体が評価する要素は大きく以下の3つです:

  1. 入札額(いくら払うか)
    高いほど有利になりますが、それだけでは不十分です。
  2. 広告の品質(CTRなど)
    クリックされやすい広告は媒体にとっても価値が高く扱われます。
  3. 関連性(ユーザーとの一致度)
    ターゲットと広告の内容が合っているかも評価対象になります。

媒体はこれらを総合点で評価し、高い広告を優先的に表示します。

“金額だけでは勝てない”理由
広告媒体はユーザー体験を損ねたくないため、オークションは最終的に媒体の利益を最大化する設計になっています。
具体的には
表示 → クリック → 配信収益 → 継続利用
という循環があるため、クリックされない広告を高値でも無理に表示することはしません。
このため広告主が入れるべき要素は
✔ 競合より高い金額
だけではなく
✔ 競合より高いCTR
✔ 競合より高い関連性
✔ 競合より高いコンバージョン見込み
が必要になるわけです。

オークションは配信後も最適化される

バナー広告のオークションは一度きりではなく、配信しながら最適化がかかります。

媒体は配信結果を見て

  • どのユーザーに表示すべきか
  • どの面に表示すべきか
  • どの時間帯に表示すべきか
  • どのクリエイティブが良いか

を自動で学習します。

つまり、広告は配信後に強くなる可能性がある媒体です。

オークションと費用の関係

費用はオークションの結果で決まり、媒体によって

  • CPM(1,000表示)
  • CPC(クリック)
  • CPA(成果)

などの方式が採用されます。

広告主は最初に「支払方式」を選びますが、最終費用はオークション結果で変わります。

バナー広告の作り方

この章では、バナー広告を制作する際の基本的な流れを整理します。バナー広告は単なる画像制作ではなく、広告目的・ターゲット・媒体・遷移先・改善を前提に設計する必要があるため、作り方を誤ると成果に繋がらない広告になってしまいます。

① 広告の目的を決める

最初に決めるべきはデザインではなく目的です。目的は媒体選定や訴求内容、遷移先(LP)にも影響します。

  • 認知(商品を知ってもらう)
  • 興味喚起(比較段階への移行)
  • 資料請求(BtoB)
  • アプリDL
  • 商品購入(EC)
  • サービス申込

目的を決めずにデザイナーに依頼すると、綺麗な画像はできても成果に繋がらないケースが多いです。

② ターゲットと行動段階を整理する

同じ商品でも“誰に対して”作るかでデザインも訴求も変わります。

まだ知らない人:世界観+簡単なメリット
比較中の人:価格・実績・レビュー・機能
購入寸前の人:送料、割引、返金制度など
ここをずらすと広告は全く刺さらなくなります。

③ 訴求軸を決める(コピー設計)

次に決めるのは訴求の方向です。優れたバナー広告は訴求軸を複数用意して検証します(1軸だけでは改善に入れないため)。

  • ベネフィット訴求
  • 価格訴求
  • 実績訴求
  • 限定性訴求
  • 社会的証明(口コミ)
  • 世界観訴求
  • 機能・スペック訴求

ここは広告の成果そのものに直結します。

④ 媒体とサイズを決める

バナー広告は表示面が媒体ごとに異なるため、どこに出すかを先に決めます。

  • GDN → 300×250、728×90 など
  • Meta → 1080×1080、1080×1920 など
  • アプリ → 320×50 など

媒体を決めずに制作するとサイズ不足や再制作が発生します。

⑤ デザイン制作に入る

ここで初めてデザイン作業に入ります。広告制作では「見る・理解する・行動する」の3段階を阻害しないことが優先されます。

基本要素

  • メインコピー
  • 画像または商品写真
  • 世界観(背景・色)
  • ファーストビューでの情報量制限
  • CTA(資料請求、DL、購入など)

特に広告では情報過多が成果を落とすため、“削る技術”が求められます。

⑥ 遷移先(LP)と整合性を取る

広告単体で完結することはなく、最終成果はLPで決まります。

良い例
バナー:初回割引
 ↓
LP:初回割引の詳細

悪い例
バナー:世界観重視
 ↓
LP:別世界観+価格訴求

バナーとLPが断絶するとCVRが落ちます。

⑦ 改善用にパターンを作る

広告は一発勝負ではなく改善前提の媒体なので、1枚制作は基本的にNGです。

改善に使う代表的なパターン例

  • 訴求軸違い
  • 画像違い
  • コピー違い
  • トーン違い
  • サイズ違い
  • CTA違い
  • 世界観違い

代理店も運用もここで成果を作ります。

バナー広告の出稿媒体の違い


出稿できる媒体は多数あります。

代表的な媒体

媒体特徴
Googleディスプレイ広告Web面が広く潜在層に強い
Yahoo!広告ニュース系に強い
Instagram世界観・ブランド訴求に最適
Facebook機能訴求やリード獲得に強い
Twitter(X)認知・話題化
TikTok動画による体験訴求
アプリ内広告カジュアル面が多い
純広告認知目的

この多様性がバナー広告の魅力です。

バナー広告とリスティング広告の違い

この章では、混同されやすい「バナー広告」と「リスティング広告」の違いを、役割・届くユーザー・使われるタイミングの3つから解説します。

ユーザーが広告に接触するタイミングの違い

リスティング広告は、ユーザーが自ら検索した瞬間に表示される広告です。
例えば「中古車 ローン」「オンライン英会話 評判」「税理士 顧問料」といった検索が行われた時点で、ユーザーはすでに課題を自覚しています。

つまりリスティング広告は「情報を探しに来た人」に対して出される広告です。
この段階ではすでにサービスや商品を比較していることも多く、購入意欲が高い状態です。

一方でバナー広告は、ユーザーがまだ検索していない段階で接触することができます。
ニュースアプリの閲覧中、Instagramをスクロールしている時、YouTubeを見ている時など、他の目的で行動しているタイミングに広告が入ります。

この違いが意味するのは、バナー広告は「まだ興味を持っていない人や、課題に気づいていない人」にもリーチができるという点です。

ユーザーの意欲とファネル上の位置の違い


マーケティングでは、ユーザーの状態を段階的に整理するために“ファネル”を使います。一般的に以下のように分けられます。

認知 → 興味 → 比較 → 検討 → 購入
リスティング広告が機能するのは主に

比較〜検討の段階
すでに課題を認識し、選択肢を調べている状態なので、購入や申込みに繋がりやすい広告です。
一方でバナー広告が働くのは

認知〜興味の段階
まだ検索が始まる前の層に接触するため、サービス名やカテゴリを初めて知る機会になりやすく、購買までの導線を長く確保できます。
つまり両者は競合ではなく、ファネル上では補完関係にあります。
バナー広告によって興味が生まれ、その後リスティング広告で刈り取るという流れが実務では頻繁に起こります。

伝達方法の違い

伝え方にも性質の違いがあります。

リスティング広告はテキスト形式で表示されるため「解決策」や「選択肢」を提示するのに向いています。
価格や特徴を比較する段階ではこの形式が強く働きます。

一方でバナー広告は画像や動画で表示されるため、世界観・ビジュアル・ベネフィットなど“感情的要素”を伝えるのが得意です。
特にInstagramやYouTubeのようなSNSでは、ブランド認知やイメージ構築がそのまま成果に影響します。

バナー広告とディスプレイ広告の違い

この章では、用語として混同されやすい「バナー広告」と「ディスプレイ広告」の違いについて解説します。どちらもインターネット広告の分類に含まれますが、実際には“範囲”が違う言葉です。この違いを理解すると、広告の選択や媒体の比較がしやすくなります。

ディスプレイ広告はより広い概念

ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリの広告枠に表示される広告全般を指す言葉です。画像や動画、テキストなど形式は問われず、インターネット上の多くの広告媒体で利用されています。

具体的には以下の広告形式が含まれます。

  • 画像広告(静止画)
  • アニメーション広告(GIF/HTML5)
  • 動画広告
  • レスポンシブ広告
  • インフィード広告
  • ネイティブ広告
  • テキスト広告
  • アプリ内広告 など

このように、ディスプレイ広告という言葉は広告のフォーマットや配信面を横断する“包括概念”として使われています。

バナー広告はディスプレイ広告に含まれる

一方のバナー広告は、その中の一形式です。
特に「四角い広告として枠に表示される画像広告」を指すことが多く、もっと具体的な言葉になります。

つまり関係性は次のようになります。

ディスプレイ広告(概念)
└ バナー広告(形式)
そのため
「バナー広告=ディスプレイ広告の一種」
という整理が正確です。

同じWeb広告で比較されることは多いものの、厳密には“違いを比較する言葉”ではなく、“包含関係の言葉”です。

現場でどう使われているか

広告運用の現場では次のように使い分けられています。

  • 媒体を分類するとき → ディスプレイ広告
  • 制作物を分類するとき → バナー広告

例えば広告代理店では

「予算をディスプレイに回しましょう」

と話し、制作会社では

「バナーを5サイズで制作します」

と話します。

このように、ディスプレイ広告は予算や媒体の話に向き、バナー広告はクリエイティブや制作の話に向いています。

バナー広告のメリットとデメリット

この章では、バナー広告の特性を正確に理解するために「メリット」と「デメリット」を整理します。広告を検討する際は、長所だけを見るのではなく、制約も含めて把握することが重要です。この理解が、媒体選定や予算配分の判断に役立ちます。

バナー広告のメリット

バナー広告には特有の強みがあります。代表的なメリットは次の通りです。

  • 画像や動画で視覚的に伝えられる
  • 認知や興味段階のユーザーにも接触できる
  • 配信できる媒体が多い(Web、アプリ、SNSなど)
  • リターゲティングとの相性が良い
  • ブランドや世界観の訴求に向いている
  • SNS広告との親和性が高い
  • ECや美容、教育、SaaSなど多くの業種で成果が出ている

特に“接触幅が広い × 視覚訴求ができる”という点は、テキスト広告にはない優位性です。

バナー広告のデメリット

一方で、バナー広告には注意すべき特性もあります。

  • 成果までに時間がかかることがある(認知が入口のため)
  • 制作(デザイン)の質で成果が変わる
  • LP(遷移先)との整合性が成果に影響する
  • 改善前提(検証)で運用する必要がある
  • 一枚だけの制作では検証にならない
  • 配信量が増えると広告疲れを起こすリスクがある

これらは欠点ではなく“運用上の特性”です。
そのため、バナー広告は制作と改善を含めて設計する必要があります。

バナー広告を制作する際に押さえるポイント

この章では、バナー広告を制作する際に重要になるポイントを整理します。制作の話は広告出稿の話と切り離されがちですが、バナー広告はクリエイティブの品質によって結果が大きく変わるため、制作段階の理解は成果改善の前提になります。

ここでは初心者向けに分かりやすい形でまとめつつ、制作を依頼する際に知っておくと判断が変わる点についても触れます。

制作の前に「何を伝えるか」を決める


バナー広告の成果は、デザインや世界観以前に「何を伝えるか」で決まります。特に初心者は情報を詰め込んでしまいがちですが、広告は説明ではなく入口であり、役割は“興味を持たせること”です。
制作前に整理すべき内容は次の通りです。

  • 伝えたいメッセージ(ベネフィット)
  • 誰に向けているのか(ターゲット)
  • どの行動を促したいのか(CTA)
  • 遷移先はどこか(LP)
  • 適切なトーンや文脈は何か(媒体依存)

例えば同じサービスでも、Instagramとニュースサイトでは見せ方が変わります。
SNSは世界観や共感性が重要であり、ニュースサイトは情報性や具体性が成果を左右します。

視覚要素で伝える領域を意識する

バナー広告はテキストだけでなく視覚情報を扱える媒体です。視覚情報は以下を担うことができます。

  • 世界観の形成
  • 使用シーンの提示
  • ベネフィット(利益)の示唆
  • 機能の補完
  • ターゲットの提示
  • 価格帯やブランドの雰囲気

ここはテキスト広告にはない特徴であり、制作者が扱える大きな武器です。

複数パターンで検証する前提で制作する

広告運用では一枚のバナーだけを制作し成果を判断することはほぼありません。
制作枚数が少ない場合、検証ができず改善の余地を潰してしまいます。
代理店や制作会社が複数案を要求する背景はここにあります。

よく使われる検証パターンは次の通りです。

  • コピー違い
  • 世界観違い
  • 商品写真違い
  • カラートーン違い
  • 訴求軸違い
  • 価格訴求の有無
  • CTAの違い
  • 媒体合わせの差

バナー広告は制作が終わりではなく、改善が前提の媒体です。
成果が出るまでに“数×時間×改善”が必要になる媒体であることは理解しておくべきポイントです。

バナー広告は誰に依頼すべきか


この章では、バナー広告の制作をどこに依頼すべきかを整理します。広告は「出稿」と「制作」が別工程であるため、適切な依頼先を判断できることが成果に直結します。特に初めて広告を出す場合は、依頼先を誤ることで“配信はできるが改善できない”“枚数が作れず検証できない”といった問題が起こります。

依頼先ごとの特徴
バナー制作は大きく4つの選択肢に分かれます。

① 広告代理店
出稿・運用・レポートまで一気通貫で任せられます。
運用改善とセットで見てもらえるため成果を出しやすい一方、制作は少量になる傾向があります。
向いているケース

  • 広告予算が大きい
  • 運用改善を代理店に任せたい
  • 実績を重視する

注意点

  • 制作費は高め
  • 検証枚数が増やしづらい

② 制作会社

デザインの品質や再現性が安定しています。
ブランドや世界観の表現にも強い場合が多いです。

向いているケース

  • ブランドイメージを重視
  • デザイン基準がある
  • 広告以外の素材も作りたい

注意点

  • 制作後の改善には対応しないことがある
  • 枚数依存で単価が上がりやすい

③ フリーランスデザイナー

費用を抑えやすく、依頼も柔軟です。
ただし広告用途の場合、検証設計まで含めると相性に差が出ます。

向いているケース

  • バナーが少量
  • すでに制作の指示が固まっている
  • コンセプトを依頼側が決められる

注意点

  • 運用と改善には弱い
  • 品質の差が大きい
  • 依頼側のディレクション負担が増える

④ サブスク型制作サービス

近年増えている形式で、バナー制作との相性が強い領域です。理由は、広告が改善前提の媒体であるため、枚数が確保できることに価値があるからです。

向いているケース

  • 複数枚検証が必要
  • キャンペーンや運用に追従したい
  • 依頼の手間を減らしたい
  • デザイナーを確保する予算がない

注意点

  • 出稿や配信は別で行う場合がある

結論:依頼先は運用体制によって変わる

依頼先の最適解は“今の運用体制で何が不足しているか”で決まります。

簡易的に整理すると次の通りです。

  • 広告運用を代理店に任せる
    → 制作は外注 or サブスクが相性良い
  • 制作だけ社内で行う
    → 運用側が検証を理解している必要がある
  • 運用も制作も外部に任せる
    → 代理店 or 制作会社が適合
  • 制作を継続的に確保したい
    → サブスク型が最も効率的

制作依頼で失敗しやすい点
初心者が最もやりがちな失敗はこれです。

バナーを1枚だけ制作して成果を期待する
広告は検証前提であり、
1枚は“説明”にはなっても“改善”にはなりません。
ここは制作ではなく広告の性質です。

バナー広告に関するよくある質問(FAQ)

Q. どの媒体に出せば効果的ですか?

目的によって異なります。例えば認知段階ではSNSやディスプレイ広告が適し、比較・検討段階では検索広告との併用が多く使われます。媒体選定はファネルと商品の購買行動に依存するため、「最適な媒体」というより「目的に合う媒体」を選ぶ必要があります。

Q. バナー広告は何枚必要ですか?

最低でも複数枚が推奨です。広告は検証前提のため、コピー違い・世界観違い・画像違いなどでパターンを用意することで改善可能性が高まります。1枚のみでは改善の選択肢がなく、成果の良否を判断できません。

Q. 制作だけ依頼して、出稿は自分でできますか?


可能です。実務では制作と運用を分けるケースは一般的です。代理店に制作を依頼すると費用が高くなる場合は、制作のみを外部に切り出し、自社で出稿・運用を行うパターンも選択肢に入ります。

Q. バナー広告とリスティング広告はどちらが効果的ですか?

比較するのではなく役割が異なります。バナー広告は認知・興味段階に強く、リスティングは比較・検討段階に強いため、実務では併用されます。どちらか1つだけで購買行動全体をカバーすることは難しい領域です。

Q. 制作を依頼する場合、何を準備すればいいですか?

最低限必要なのは以下です。

  • ターゲット
  • 商品・サービス情報
  • LPまたは遷移先のURL
  • 使用する写真や素材(ある場合)
  • 強調したい点(ベネフィット)
  • 競合情報(任意)
  • 使用媒体(サイズに影響)

制作側は情報量が多いほど精度が上がります。

Q. 成果が出ない場合、原因は制作ですか?

制作だけが原因とは限りません。広告は

  • 媒体
  • ターゲティング
  • 掲載面
  • LP
  • 価格や導線
  • 時期
  • 訴求

など複数の要素で成果が決まります。制作はその一要素ですが、改善可能性が高い領域であることは確かです。

Q. バナー広告はどんな業界でも使えますか?

ほとんどの業界で利用可能です。特にEC、美容、教育、アプリ、SaaS、クリニック領域では成果が出やすい傾向があります。購買行動のファネルが比較的長い領域では相性が良く、リターゲティングによって成果につながりやすくなります。

広告バナーの制作は“定額制”と相性が良い

バナー広告は制作して終わる媒体ではなく、改善を前提にした媒体です。
一度成果が出たクリエイティブも一定期間で効果が鈍化するため、定期的に差し替えることが前提になります。
そのため制作費が“都度発生するモデル”の場合、枚数を十分に確保できず、検証が途中で止まってしまうケースが少なくありません。

逆に言えば、広告バナーは

  • 制作頻度が高い
  • 枚数が必要
  • 改善が前提
  • 媒体ごとに作り分けが必要

という性質を持っています。

これらの特性と最も噛み合うのが、バナー制作を月額で依頼できる“定額制の制作サービス”です。

なぜ定額制デザインオフィスが広告バナーと相性が良いのか

定額制デザインオフィスでは「定額制バナー制作」という形式で、バナー広告に必要な制作リソースを月額で確保できます。
広告運用やキャンペーンにあわせて複数パターンを制作できるため、広告の改善プロセスと矛盾しません。

相性が良い理由を整理すると次の通りです。

1. 複数パターンを検証できる
広告はA/Bテストで成果が変わるため、単発制作より合理的です。

2. サイズ展開や媒体ごとの調整に対応しやすい
Instagram、GDN、YDA、アプリ、YouTubeなどで要求サイズが異なります。

3. 継続制作に向いている
広告は差し替えが前提のため、月額モデルが無理なく成立します。

4. デザイナーの確保が不要になる
採用コストや固定費を持たずに制作リソースを確保できます。

5. 依頼の手間が少ない
指示書の作成・発注・支払いを毎回繰り返す必要がありません。

6. 広告代理店との併用がしやすい
代理店は運用に注力し、制作は外部で回す構造が成立します。

広告運用では、制作と運用の分断を解消できるかどうかが成果に影響します。
定額制デザインオフィスはこの課題に対して相性が良く、制作ベンダーとして成立しています。

実際に向いているケース

下記に該当する場合は特に適しています。

  • バナーを複数枚検証したい
  • キャンペーンが多い
  • SNS広告を実施している
  • 代理店を利用している
  • LPも随時改善している
  • 制作リソースが社内にない
  • 社内デザイナーが広告制作に追われている
  • ブランド表現と広告成果の両方が必要

これは単なる相性ではなく、バナー広告の性質そのものによるものです。

制作費を固定化できるというメリット

都度発注型の場合、広告の改善とともに制作費が増加しやすく、予算予測が困難になります。

定額制の場合は逆に

  • 月額固定で制作費が読める
  • 改善回数が増やせる
  • 毎回見積りを出さなくて良い

という運用メリットが生まれます。

広告運用において、コストが予測可能であることは大きな価値です。

まとめ

バナー広告は視覚情報で認知や興味を作る広告で、SNSやWebサイトなど幅広い媒体に掲載できます。一方で成果までの導線が長く、制作と改善が前提になる点が特徴です。

特に複数パターンの検証が成果に直結するため、継続的に制作できる体制が重要になります。
単発制作では検証が止まりやすく、広告効率が上がりにくいため、バナー広告は定額制との相性が良い領域です。

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山本 麻貴

SEOディレクター

SEO戦略の専門家。検索意図に沿ったコンテンツ設計とサイト改善を得意とし、実践的なSEO対策で多数の上位表示実績あり。
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